-196℃の部屋

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液体さん的ライトノベル必読本(`・ω・´) その1

2010-12-31 22:04:30 | 本・ゲーム
大学なんかでも最初の講義で先生が「購入推薦教科書」とか出してくるじゃないですか。
そんな感じで「このレーベルならこのシリーズは読まなきゃあかんよ!」というやつを挙げていこうかと。
ちなみにあくまでボク個人の好みに寄るのであしからず。

●電撃文庫
ラノベ最大手レーベル。アスキー・メディアワークス発行。
毎月10日発売と言いつつ、実は7日頃にはフラゲ出来ることがしばしば。
毎月の刊行数も多く、ライトノベル業界を先頭で引っ張っている。
★必読本
・ブギーポップシリーズ…上遠野浩平
・イリヤの空、UFOの夏…秋山瑞人
・レベリオン…三雲岳人
・Missing, 断章のグリム…甲田学人
・とある魔術の禁書目録…鎌池和馬
・月と貴女に花束を…志村一矢
・さくら荘のペットな彼女…鴨志田一

実はもっとあるけど、ここら辺は押さえておいてほしい。割と古めのタイトルが多いです。
ブギー、Missing、イリヤ、と魔禁は電撃の看板ですね。
三雲さんの作品だとアニメ化もされた「アスラクライン」あたりが有名かもしれないけど、個人的に、この方の作品はレベリオンやi.d.みたいなコメディ成分少なめな異能アクションものの方が気に入ってます。
志村さんは現在「竜と勇者と可愛げのない私」シリーズで冒険ファンタジーを書いていらっしゃる人。月花シリーズは人狼が主人公のアクションもので、一読の価値あり。続編には「麒麟は一途に恋をする」があります。
「さくら荘」は青春学園ラブコメ。天才を前にした凡人の苦悩、焦燥感などの描写が上手く書かれていてます。
実はアニメ化されたような作品(シャナ、乃木坂春香、とらドラ、俺の妹が~など)は途中で読むのやめたり、そもそも読んでなかったりしてます( =ω=)

●富士見ファンタジア文庫
名前の通りファンタジー系が豊富なレーベル。
毎月20日発売。チェックはしてるけど、実は最近あんまり買ってない…
★必読本
・フルメタルパニック(短編集)…賀東招二
・まぶらほ…築地俊彦
・マテリアルゴースト…葵せきな

少なっ
フルメタルパニックは長編の本編もいいのだけど、後半からどんどんとキャラ死が増えて辛くなり…うぐうぐ…対照的に、短編の方は完全にコメディです。
アニメ版で言う「ふもっふシリーズ」ですね。上には短編の方にしたけど、長編も全然アリです。むしろ最初の方は読んで!
まぶらほは定番ハーレム系ラブコメ。最近ちょっとぐだぐだ感が出ている気もするけど、とりあえず一読はすべし。
マテリアルゴーストは「生徒会の一存」とかでお馴染み葵せきなさんのデビュー作。個人的には生徒会シリーズより好き。発想が面白いです。

●富士見ミステリー文庫
ボクはファンタジアよりミステリー派だった。
最初は白と黒のシンプルなミステリーをイメージしたカバー装丁(と紙質)が好きだったのだけど、“LOVE”などというよくわからん文言と共にカバー装丁が派手な感じになってしまい衰退が始まった…(ような気がする)
そして2009年、事実上の廃刊。全俺が泣いた(´;ω;`)
毎月10日発売(だった)
探すときはブックオフに行こう!
★必読本
・さよならトロイメライ…壱乗寺かるた
・食卓にビールを…小林めぐみ
・しずるさんシリーズ…上遠野浩平
・タクティカル・ジャッジメント…師走トオル
・ハード・デイズ・ナイツ…南房秀久
・マルタ・サギーは探偵ですか? …野梨原花南
・東京タブロイド…水城正太郎

とりあえずこの辺りを。もち、他にもありますが。
トロイメライは地の文からテンション高くて楽しい一作。合わない人も多いかもだけど。続編は「放課後トロイメライ」としてファンタジアの方で出ているけど、最近止まってますね(´・ω・)
「食卓にビールを」は愉快なSF作品。何があってもとりあえず最後はビールを飲めればいいのです!
しずるさんは安楽椅子型のミステリー。タクティカルはあまりない裁判もの。主人公は性格の悪い弁護士。いいミステリーに仕上がってます。
ハード・デイズ・ナイツはこのレーベルで一番気に入っている作品。4人組のアイドルグループが事件を解決していきます。同じ著者でSHADEもオススメ。
マルタ・サギーはチート探偵です。推理しません。でもミステリーです。東京タブロイドは舞台が昭和29年。そこで繰り広げられる新聞記者と巷を騒がせる怪盗とのバトルはまさに古典ミステリー。同じ著者で「ハーフダラーを探して」もオススメ。

●角川スニーカー文庫。
角川文庫のサブレーベルにして、電撃、富士見ファンタジアに並ぶ、ラノベ御三家の1つ。
ガンダムシリーズのノベルスが目立つのも特徴。どうでもいいけど、紙質は角川スニーカーが一番好きです。
毎月の刊行数はそこまで多くないけど、大手だけあって安定してますね。毎月1日発売。
★必読本
・ムシウタ、消閑の挑戦者…岩井恭平
・総理大臣 のえる! …あすか正太/剣康之
・ランブルフィッシュ…三雲岳人
・ヒマツリ…春日部タケル

そんなに多くないけど、全レーベルを通しても読んでもらいたいのが「ムシウタ」シリーズ。異能アクションです。
サブキャラクターなんていません。皆が主人公です。出てくるキャラが多いから把握するのが大変だけど、毎回毎回ラストは泣きそうになります…
刊行ペースが遅いのがちょっとアレですが…新刊はまだ出ませんかね?
消閑の挑戦者シリーズ合わせてどうぞ。こちらもアクションではあるけど、ムシウタとはまた少し毛色が違います。で、最新刊は(ry
のえるは今の政治家に読んで欲しい。おまいら、これくらい斬新なことやって今の日本をどうにかしてくれよ…
悪魔に願ったことで14歳で総理大臣になった少女の痛快なお話です。
ランブルフィッシュはロボアクションの決定版。ヒマツリはつい最近出た新刊ですが、第15回スニーカー大賞《ザ・スニーカー賞》受賞作。確かにスニーカーらしい感じのするノリのいいアクションです。

(その2へ続く――)

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