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ライトノベルというものはカバー装丁が派手で、各レーベルによって個性が光ります。
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富士見ミステリーに関しては、以前記事に挙げた「ハード・デイズ・ナイツ」でも記載しています。
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表紙はそんなに変化ありませんが、背表紙と裏表紙が大きく変わっています。
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MF文庫といえば緑色の装丁です。
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表紙や裏表紙はそんなに変わっていないのですが、背表紙が大きく変わっています。
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電撃文庫はレーベルとしての歴史は長いのですが、実はカバー装丁に関してはほとんど変化していません。
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スーパーダッシュ文庫の初期の装丁はシリーズで色地が違っており、それが背表紙全体と裏表紙の大部分を覆っているというのが基本でした。
プロのライトノベラー(?)ともなれば、遠目でも背表紙の装丁から「あそこの棚には○○文庫が並んでいる」と一瞬で判別してしまうものです。
そんなカバー装丁ですが、どのレーベルでも創刊から現在に至るまでの間に全く同じまま、というわけではありません。
今回はそんな各レーベルのカバー装丁の新旧を見比べてみたいと思います。
……我ながらちょっとマニアックですね(*・ω・)
※私があまり購入していないレーベルや、ここ最近創刊されたレーベルに関しては記載していません。
また、写真の左側⇒右側が旧装丁⇒新装丁となっています。
まずはこちら、富士見書房から出ていた「富士見ミステリー文庫」
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富士見ミステリーに関しては、以前記事に挙げた「ハード・デイズ・ナイツ」でも記載しています。
左が初期の装丁、右が新装丁です。
新装丁はイラストがカバー全体的に描かれ、裏表紙にあったあらすじは折り返し部分に記載されるようになりました。
黒を基調とした初期装丁の方がミステリー感が出ていて好きだったんですけどね(´・ω・`)
背表紙も特徴的で本屋では見つけやすかったです。
続いてはこちら、同じく富士見書房(現KADOKAWA)から出ている「富士見ファンタジア文庫」
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表紙はそんなに変化ありませんが、背表紙と裏表紙が大きく変わっています。
昔の装丁は裏表紙にほとんど何も書かれていなかったんですね。
折り返しに書かれていたあらすじは、新装丁になってから裏表紙に書かれるようになりました。
最近はアニメイトをはじめ、ラッピングされて販売しているお店が多いので、あらすじが裏表紙にあるとありがたいですね。
(まぁ見れなかったとしても、今の時代はその場でスマホで公式にアクセスして簡単に確認できますが…)
続いてはこちら、メディアファクトリー(現KADOKAWA)から出ている「MF文庫」
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MF文庫といえば緑色の装丁です。
他のレーベルでは著者によって背表紙の色分けがされているところもありますが、MF文庫は一律で緑です。
また、背表紙にもイラストが描かれているのも特徴的ですね。
なので、初期から変わっていない印象があるのですが…よく見ると変わっています。
目立つのは裏表紙で、昔は裏表紙も緑一色だったのですが、新装丁では白地に変わっています。
緑地に黒文字よりも白地に黒文字の方があらすじが見やすいですね。
ちなみに、背表紙もわずかに変わっており、新装丁ではタイトルと著者名の間に細い白線が引かれ区切られています。
また、さらに最近の作品では、裏表紙にもちょっとしたイラストが描かれています。
続いてはこちら、角川書店(現KADOKAWA)から出ている「角川スニーカー文庫」
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表紙や裏表紙はそんなに変わっていないのですが、背表紙が大きく変わっています。
昔の装丁は背表紙全体が著者別の色地になっていたのですが、新装丁ではタイトル部分だけが色地になっており、そこ以外は白地になっています。
著者名もタイトルの下に記載されるようになりました。
続いてはこちら、アスキーメディアワークス(現KADOKAWA)から出ている「電撃文庫」
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電撃文庫はレーベルとしての歴史は長いのですが、実はカバー装丁に関してはほとんど変化していません。
あらすじは折り返しに記載され、裏表紙にはその作品に出てくるちょっとしたアイテムやキャラなどがイラストで描かれています。
しかし、よく見ると……
まず、背表紙ですが、初期の頃は下の方に値段の記載があります。
また「電撃文庫」の文字の上に赤い雷のロゴがありません。
このタイプのカバー装丁は後ろの折り返しの下の方に小さく「カバー/加藤製版印刷」と書かれています。
表紙に関しては基本的に変化なし……と、思いきや……
お分かり頂けただろうか?(心霊写真風)
表紙にも赤い雷のロゴと「電撃文庫」の文字があるのですが、右の2冊は赤い雷のロゴに白い縁取りがされているのです。
ここに気付けた人なかなかのラノベマニアだと思います。
裏表紙に関しては、左2冊は同じですが、右から2冊目のところでKADOKAWAの記載が入り、右端では価格とKADOKAWA、アスキーメディアワークスの文字の順番などが変わっています。
細かいところですね( ・ω・)
最後はこちら、集英社から出ていた「スーパーダッシュ文庫」(現在はレーベル名がダッシュエックス文庫に変更)
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スーパーダッシュ文庫の初期の装丁はシリーズで色地が違っており、それが背表紙全体と裏表紙の大部分を覆っているというのが基本でした。
しかし、一番下の写真のように、作品によってイラストの入り方やデザイン、アイコンの位置などが変わって、他のレーベルのように書式が決まっているという感じではないようになりました。
そして、3枚目の写真の真ん中のように縦書きのあらすじのみが書かれる面白みのない、もとい無難な感じになりました。
その後、ダッシュエックス文庫に改名してロゴの「D」の字もデザインが変わりましたが、全体的な装丁はスーパーダッシュ文庫時代の新装丁同様になっています。
エンターブレイン(現KADOKAWA)から出ている「ファミ通文庫」に関しては特に変化していないと思います。
また、ソフトバンククリエイティブ(現SBクリエイティブ)から出ている「GA文庫」も特に変わっていないと思います。
その他のレーベル(ガガガ文庫、HJ文庫などなど)は比べられるほど手元にないので不明です。
(HJは変わっていた気がするけど)
というわけで、割とマニアックなところでしたがいかがでしたでしょうか?
電撃文庫みたいに間違い探し程度に変わったレーベルもあれば、一目で大きく変わったとわかるレーベルもありました。
この辺は改めて見比べてみるとちょっと楽しいです(・ω・*)
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