ファミ通文庫から出されている"文学少女"シリーズである。
この本の特徴は毎巻何かしらの小説がモチーフとされていること。
1巻目は太宰治「人間失格」、2巻目はエミリー・ブロンテ「嵐が丘」
そして3巻である本作は武者小路実篤「友情」である。
主人公は紙を食べる妖怪…ではなくて"文学少女"こと天野遠子、その遠子の所属する文芸部の部員(遠子のおやつ係)・井上心葉。
本作では学校の文化祭で、この2人とその友人達が「友情」の演劇をする、という話なので「友情」についての説明・引用文が多く使われている。
その引用文などが話を進める上で効果的に使われており、スラスラとページがめくることができる。
「友情」をモチーフにしてるだけあり、そのことについて深く考えさせられてしまう。
こてこてラブコメ「うさ恋。」などでこの方の作品が苦手だと言う人も読んでみるといいだろう。損はないはず。
この本の特徴は毎巻何かしらの小説がモチーフとされていること。
1巻目は太宰治「人間失格」、2巻目はエミリー・ブロンテ「嵐が丘」
そして3巻である本作は武者小路実篤「友情」である。
主人公は紙を食べる妖怪…ではなくて"文学少女"こと天野遠子、その遠子の所属する文芸部の部員(遠子のおやつ係)・井上心葉。
本作では学校の文化祭で、この2人とその友人達が「友情」の演劇をする、という話なので「友情」についての説明・引用文が多く使われている。
その引用文などが話を進める上で効果的に使われており、スラスラとページがめくることができる。
「友情」をモチーフにしてるだけあり、そのことについて深く考えさせられてしまう。
こてこてラブコメ「うさ恋。」などでこの方の作品が苦手だと言う人も読んでみるといいだろう。損はないはず。
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