「……会う前から、その人を大好きになれる作品って、権威ある賞をもらうより、ずっと素晴らしいと思いませんか?」
今日のライトノベルはスーパーダッシュ文庫かり発売されている「R.O.D」です。
1巻初版は2000年7月に発行されました。
現在は12巻まで出ています。
あらすじからじゃ、ほとんど情報が得られない!( ゜Д゜)
内容としては、大英図書館特殊工作部のエージェント、ザ・ペーパーこと読子・リードマンが、13歳でデビューした天才小説家の菫川ねねね(すでに女子高生)をストーカーから救うところから始まるアクションものです。
読子さんは、本や活字を読んでいないと精神が落ち着かない“愛書狂(ビブリオマニア)”であることと、紙を自在に操り武器にしたりもできる“紙使い”という点が特徴です。
テレビアニメやOVAにもなっており、内容は知らなくても、上記の設定や読子さんは知ってるという方もいるかもしれませんね(・ω・ )
ライトノベルにおけるR.O.Dは1巻が出てから20年経った現在でも完結していないというのが特徴でしょうか。
1巻~11巻までは比較的順調に刊行されており、11巻は2006年2月に発行されています。
しかし、11巻→12巻はなんと10年半かかっているんですね。
いや10年半て…(・ω・`)
私もそうでしたが、多くのファンが続巻を諦めていました。というか実質打ち切りですよね…
2006年2月といえば私が高校をあと1ヶ月くらいで卒業するときです。
卒業後、大学へ進学し、大学院へも行き、就職…
そして、ときは2014年11月…
スーパーダッシュ文庫のレーベルは廃止となり、新しくダッシュエックス文庫が創刊されました。
それから2年…多くの人はR.O.Dなんて作品の存在はほぼ忘れかけていた頃、なんと告知が出たのです。
しかも、スーパーダッシュ文庫は廃止されたにも関わらず、このR.O.Dの12巻はスーパーダッシュ文庫として出されるというのです!
なんという胸アツ展開…!
しかし…
この12巻が最終巻だったら見事なフィナーレを迎えられたのでしょうが、なんとまだ続くのです。
2014年頃の著者、倉田英之氏へのインタビュー記事で当初は12巻で完結する予定だったが、13巻で完結に予定変更したとのことでした。
つまり、次が最終巻!
なのですが、気付けば12巻が出てからもう4年が経ったんですね…(´ω`)
10年半に比べればまだまだ大したことないように思いますが、普通は4年も出なかったら「まぁ打ち切りかな…」となりますし…
果たして次はいつ出るのか?
出るとしたらまたスーパーダッシュ文庫として出るのか?
出るときにまだダッシュエックス文庫は残っているのか?
生きて最終巻を読める読者はいかほどいるのか?
そもそも出るのか?
いろいろと気になる作品ですね――
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