「嘘吐きー! お前言ったじゃん、地球に似通った星だって! こんなん地球にいねーよバカァ!」
今日のライトノベルは角川スニーカー文庫から発売されている「戦闘員、派遣します!」です。
1巻初版は2017年11月に発行されました。
現在まで5巻出ています。
純粋なコメディです。
ラブの要素もほとんどないですね。
世界征服を企む「秘密結社キサラギ」の戦闘員六号と、そのアシスタントの美少女アンドロイド・アリスが転移装置で別の惑星に行き、侵略を行おうとする話です。
言ってしまえば著者が同じ角川スニーカーの「この素晴らしい世界に祝福を!」や少年エースで連載されている「けものみち」の漫画原作も手掛ける暁なつめ氏です。
上記の作品はアニメ化もされておりご存知の方も多いでしょうが、この「戦闘員、派遣します!」も比較的「この素晴らしい世界に祝福を!」に雰囲気が近い感じです。
そも、2巻には「このすば」とのクロスオーバー短編が載っていたり、作中に登場する大司教・グリムが信仰する不死と災いの女神ゼナリスは、「このすば」に登場するらしい復讐と傀儡の女神レジーナと姉妹神という設定もあったりするそうで。
ちなみ私は「このすば」の原作は読んでいません…
読もうかな、と思ったときにはすでに本編が10巻以上出ており、かつアニメの方を繰り返し見ていたこともあり、まぁいいかな、と…
ともあれ「このすば」のコメディとしてのノリが好きなら本作もすんなり受け入れられると思います。
逆にこのノリは「このすば」だけで十分だ、という方には二番煎じ過ぎるかもしれません。
「このすば」の原作を読んでない私的には、これは新鮮な感じで読めるのでありですね(・∀・)
ちなみ好きなキャラはグリムです。
見た目はけっこう悪くないのに、行き遅れ感があり旦那探しに必死、とにかく行動がいちいち重い地雷女…
あの六号にアプローチをかけようとするくらいには男に飢えているとか、もう設定だけで面白い(笑)
5巻で割とあっさり魔王が散って一区切りついたわけですが、今後はどうなるのか追っていきたいです(`・ω・´)
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