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転職といふものについて( ・ω・)

2019-06-21 11:27:38 | 雑談
以前、ノリと勢いでこんな記事を書いた私ですが、もうそろそろで人生初の無職期間に突入しようとしています。ドキドキ
しかしずっと無職ではいられない。やはりお金が欲しいので、現在マイペースに転職活動中です。

というわけで、今回は現実逃避も兼ねて「転職」というものについてつらつら書いてみます。


ここ最近では「転職なんて当たり前! むしろ1つの会社に居続ける方がおかしい! イヤなら迷わず辞めちゃおう!」なんて風潮になっていますね。
Twitterで「退職」「転職」なんて検索すればわっさわっさと転職活動中の人が出てきますし、ぐぐってもいろんな転職サイトや転職についてのアドバイスなんかが出てくる時代。

そんな中、私はどうだったのか。
私が最初の会社に入社したのは2012年4月です。
このときの日本の様子はどうだったかと言うと、まぁ悪かったです。主に景気が。
2008年9月にかの有名なリーマンショックがあり、2011年3月には東日本大震災がありました。
2011年は私が新卒で就活してたいた真っ最中でしたが、もともと景気が悪かったところに震災もあったことでなかなか決まらず約1年間就活をしていました。
(状況だけの問題じゃなかったのかもしれないけど…)
そんな中でようやく得た内定は、就活生ならほぼ知ってる人がいないと思われる無名に近い中小企業でした。
しかし苦労して手に入れた内定ですし、未だ景気情勢は悪いまま。二度と就活なんてするか! と心に誓っており、転職なんてかけらも考えていませんでした。

それでもやはり、仕事をしていればイヤなことや納得いかないことなんてわさわさ遭遇するわけで…
気付けばいつの間にやら景気もよくなっており、転職市場は売り手市場になっていました。
そこで私が転職しようと決意するイベントが発生し、2018年10月から本格的に初の転職活動を開始したのでした。

そして、転活開始から2ヶ月、DODA一本でやっていたわけですが、年収は約1.4倍になり、冒頭リンクの記事の会社に入社して浮かれていたものの、入社したらあんな環境だったということで即退職し、2回目の転活に励んでいるという状況です。


さて、ここまで転活して個人的に思ったのは「転職ってハイリスクだ…(´・ω・`)」ってことです。
正直、今勤めている会社にまだそこまで無理しなくても居続けられるんじゃないか? って思っているなら転活はしない方がいいと思います。

最初にも書いたように、今の世の中は「転職なんて当たり前!」って感じですが、いざやってみるとけっこうしんどいです。
まず転活自体について
①在職しながら
・メリット :金銭面は心配しなくてもいい。現職から次職への保険とか諸々の手続きが楽。
・デメリット:仕事の合間を縫ってやらないといけないためあまり休めない。面接の日程調整のために有給を使わないといけないが、職場に「あいつ辞めるのでは?」と怪
       しまれてはいけない。
②退職してから
・メリット :転職活動に集中できる。都合がつけやすい。
・デメリット:生活面の後ろ盾がなくなるので、転活が長引くと精神的にしんどい(十分な貯蓄があれば問題にはならない)、無職期間が長いと面接で怪しまれる(数ヶ月
       程度ならまだ理由はつけやすいだろうけど)、あまり決まらないと就職意欲が低下してニートにジョブチェンジしてしまう。 
       い。

私の場合は、1回目の転職が①、現在の転職が②に近い感じです。

また、以前勤めていた会社に長く在職していればしているほど、次の会社の職場に馴染めない可能性が高くなります。
私が3ヶ月で辞めることになった某社某部署も、新卒で入社していれば「仕事ってこういうもんなんだ。しんどいけどがんばろう…」ともう少し長くやれたかもしれません。(それでも1~2年が限度でしょうが…)
しかし、なまじ前職での経験が長いと「なんやねんこの部署…やり方おかしいやろ…」とか「前に比べると雰囲気暗い…余裕なさすぎやん…」とか、無意識的にしろ意識的にしろ前職をベースに考えてしまうので、長く続けられなくなくなる要因になってしまいます。
そもそも何百人いる従業員のうちの数名と30分~1時間の面接をやってその会社が自分に合うかどうかなんて本当にわかるのかよって話ですよ(´-ω-`)

それに、中途で人を求めているところというのには何かしら理由があります。
例えば中小や零細企業だと給与面や福利厚生面の待遇が悪いせいで人がどんどん辞めるから…というのが考えられるし、逆に大企業だと待遇面はいいんだけど、業務内容が過酷すぎて人が定着しないというのが考えられます。(私は後者のパターンに引っかかりました)
別にそれだけが全てではないでしょうけど「どういった理由で求人を出しているのだろうか?」ということも意識したほうがいいと思うのです。
これは最近色々ある口コミサイトを参考にすると「そういう理由からか!」と想像つくパターンが多いかもしれません。

ちなみにですが、これを書いている時点でのDODAの化学系の開発求人は前者のパターンで出されているものが多いように思えます。「何この求人…」みたいな。
無料の転職サイトは求職者をどこにでもいいから入社させられればそれがCAの手柄になるので、求職者側も油断はできないのです。

もちろん現職がヤバすぎて留まることとか無理っ! って状態なら上記のような転職のリスクは気にする必要はないと思いますが。
軽い気持ち(今でもそんなに不満ないけどもう少し年収上げたいから~とか)で転職しようとするなら辞めておいた方がいいかもねってことです。

私の場合は最初の会社も長くいられるかと言われたらNoって感じのところで、辞めるきっかけになったあのイベントがなかったとしても、あの部署に異動とかそういう話が出たら辞めようとは思っていたので、遅かれ早かれ今みたいな状況にはなっていたんだろうなぁと。

なお、2回目の転活ではDODAの求人が残念なものが多い&書類選考が全然通らないということで、少し毛色の違うビズリーチにも登録してみました。
基本月額有料制だけあって、高年収の求人や有名企業の求人が多い印象です。
私は現状ではこっちをメインに進めている最中です。

ともあれ、まとまりがない感じになりましたが、無理矢理まとめるなら「世間では転職転職とお盛んだけど、実際やってみるとしんどいからね! ほんとやるなら覚悟を持ってやった方がいいからね!」ってことでした(-ω-)

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