9S＜ナインエス＞Ⅸ

電撃文庫「9S＜ナインエス＞」の9巻読み読み。

黒川の乗ったフリーダムが落とされ、海星編終了の巻。
敵ながら、黒川のラストがかっこよすぐる……

そして顔を赤らめたりする由宇とかあぁぁぁ！（ごろごろごろ
…でもまた離れ離れになっちまいますか。

さて、今回の科学はキャビテーション（Wikipediaはこちら）
水流中で変化した水圧が飽和蒸気圧より低くなると、水中に気泡が発生する現象らしい。
さらに水中で移動する物体の速度を上げていくと気泡の発生が拡大し、物体を覆うぐらいになった状態をスーパーキャビテーションというらしい。

ふむ、流体力学とか詳しくないからよう知らんけど、つまりあれか、スーパーキャビテーションてのは水中で気泡バリアを発生させる現象なんだなっ

因みにこの現象は魚雷なんかに利用されているらしい。（Wikipediaはこちら）
なるほど、確かに水中で気泡バリアが纏えれば水の抵抗はぐっと低くなるわけだから、こういう水中兵器面への応用は多そうよね。

…あれ、そういえばフルメタルパニックでもこんな感じなの出てこなかったっけ？
確かむちゃくちゃ速い小型潜水艇があったような。（記憶はあやふやだが）

さて、これがどこで使われたかと言えば、由宇と闘真が深海から脱出するとき。
由宇が戦闘機にスーパーキャビテーションを発生させる改造を施した。

作中でも本人が言っているけど、無謀すぐるｗ
2秒で後方へ7G、前方へ3Gの重力が立て続けに襲うとか…二人ともすげぇな。

しかしそこはラノベ。しっかり成功するんですよ。
だからかっこいいｗ

9Sはまだ続くので、今後どうなっていくのか楽しみです。