6月14日、実家の母が穏やかにこの世を去りました。
最後の最後まで子供、孫想いの優しい母でした。
私は亡くなってから今日まで、すべき事が多く悲しんでいる暇がないというのが実感です。
4月頃から持病の心臓が悪化しましたが、5月にはドクターが奇跡の人のようと驚くべき回復し、亡くなる三日前には遠方の孫たちと面会し喜んでおりました。
介護認定は介護1なので、もう少し重いのではと、見直し申請の認定検査をお願いしてありました。それが亡くなる1日前、役所の人とケアマネジャーで認定検査をしたときは生年月日からすべてしっかり言えてました。
食事はさすがに出来ませんでしたが、お水も五百ミリリットル、ヤクルト1本、ヨーグルトを三さじ食べられました。
まだまだ大丈夫だろうと思っていましたが、14日朝、血圧が下がり、元に戻らず、眠ったまま息を引き取りました。
延命治療は何もしないで!ご飯も水も飲めなくなったら無理に飲ませずそのままで!
自然のままに、天命を受け入れているようでした。
私は父が亡くなってから一人になった母に毎晩おやすみコールを20年以上欠かすことなく電話かけておりました。
いつもならおやすみといって電話が終わるのに亡くなる一週間前、元気でねと言われてびっくりしたのです。妹にも同じように元気でねと言葉をかけたそうです。
優しく思いやりがあり、子供、孫、ひ孫を可愛がり、最後は皆に挨拶して本当に素晴らしい幸せな母だったと思います。
母を支えてくださったヘルパーさん、ケアマネジャー、訪問看護の皆さん、在宅医療の皆さん、心から感謝いたします。
家族葬です。
花の好きな母にたくさんの花を飾って見送りました。
母もそう言っていただけると空の上から喜んでいると思います。
私は仕事柄沢山の方の最期を見てきましたが、90代で、生年月日がしっかり言えて、要介護1って、とっても素晴らしいです。
そして。
延命ではなく、
自らの寿命を全うしたお母様は尊敬に値します。とても、立派なお母様でしたね。