おはようございます。
宇都宮の天気は晴れ。
四国お遍路に行くと、お接待をうけると言う話は聞いておりました。
関東でお接待、接待というと…
会社や団体等々の利益のために相手をもてなすという意味合いの言葉ですが、お遍路のお接待とは意味が違います。
何の見返りも期待せず通りがかりのお遍路さんに親切にすること、それがお接待なんです。
説明すると、もっともっと深い意味があり、四国ではお遍路さんは弘法大師と一緒に歩いている存在なので尊い人とされています。(私はまだまだなんちゃってお遍路なので尊くはありません)
四国に住む人は昔お遍路が過酷な旅であることを知っているため、お遍路さんを応援する気持ちを込めてお接待をします。歩きの旅で修行のように厳しかった。
いつ死ぬかもしれないのでいつ死んでもいいように白装束で旅したそうです。
昔の人はそれなりの覚悟して旅したんですね。
今はバスも電車等々の移動手段があるのでおまいりすることに意味を見いだしていますが、それでも四国の人々はお遍路さんにとっても親切にしてくださる習慣が強く残っています。
私の住んでいる宇都宮あたりで、もし見知らぬ人から声かけられたり物をいただいたりしたら、拒絶反応おこすかもしれない。
人からの親切を素直に受け、「感謝」する、それだけでも大きな意味があるのかもしれない。
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