青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

ドラマ鑑賞記録「大豆田とわ子と三人の元夫」第9話★★★★☆

2021年06月08日 | てれび
「恋愛にはときめきのピークがあるからだよ」「だから人は結婚して夫婦になる」
「離婚はめんどくさくてめんどくさいは全てに勝つから夫婦をつなぎ留められる」
by慎森

『大豆田とわ子と三人の元夫』
火曜21時・フジ
脚本:坂元裕二
出演:松たか子 岡田将生 角田晃広 松田龍平

今日はとにかく慎森がかわいい回だったなぁ。
ワッフルをつかんでいた手を離すときに一緒に小さく「パッ」と言う
八作の登録名がばれたときの「ごめんなさい」の声の小ささ
「心のピンが~笑」にはまる
バッティングセンター(ストーカーセンター)でダッシュ
打てた~!
犬洗い
スマホを奪ってとわ子を軟禁
ライバルを名前で呼ばない
「元夫だけど誰より君を思っている」
「ここ出して」「ダメ~」と軽く軟禁
「森の中で暮らす1匹のクマになりたい」
パスタあびる・粉まみれ
そして体育座りで泣く(しかもシクシク)

とわ子の気持ちが自分に向いていないことを知りながらとわ子への愛情をぶつける姿は
「カルテット」で夫に片想い中の真紀に迫る別府くんみたいだった。
ちょっと狂気すら感じる。

初回では理屈っぽくてひねくれていた慎森が、
なぜこれほどまでにストレートに感情を表す男になったのか。
慎森は翼と出会って変わったんだと思った。
翼が「グッドルーザー」の話をしてくれたから。
だから、同じように鹿太郎や八作も彼女たちによって変わり、
その変化が描かれると思ったんだけど違った。

鹿太郎の出番がぐっと少なくなってきたのが残念。
スケジュールの都合なのかな?
もう少しシーズン2の魅力を引き出してほしかったなぁ。

オダギリジョーがラスボスかと思ったのに彼も退場か。
このままマレーシアへ行ってしまうのかな?
別れ際の会話が全然関係のない話だったのは
八作のプロポーズが全然脈絡なく発せられたことと呼応しているのかな?
そして唄が西園寺くんのコーラを買いに行ってしまうのは
自分のほしいものを与えてもらうということと呼応しているのか。

ラストの「あのまま夫婦だったら」という妄想は素敵で切ないな~。
あれはパラレルワールド。
現実は一人で、幸せになろうとしているとわ子。
でもきっと、とわ子が病気になったら
八作は(もしかしたら鹿太郎と慎森も)そばにいてくれるだろうし、
死ぬときもそばにいるんじゃないかな。
そういえば2話で「離婚したけど一緒に生きてる」って言ってたしね。

料理をしながら肩に触れる小鳥遊。
妄想の中で夫婦を継続してとわ子の肩を抱く八作。
どちらも印象に残る映し方。気になる。

いよいよ次が最終回!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひさびさの | トップ | 目に見えぬ震え »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

てれび」カテゴリの最新記事