「あなたと私の中で、一生済まない話だと思うけど」by有美子
『夜明けの街で』2011年・日本
監督:若松節朗
原作:東野圭吾(角川文庫刊『夜明けの街で』)
脚本:川崎いづみ
出演:岸谷五朗 深田恭子 木村多江 石黒賢
原作を読んでたいした感動もなかったけど
一応。という感じで映画も鑑賞。
女の私が観ても
「女ってこわい・・・」と思わざるを得ない仕上がりでした。
なんか、原作以上に渡部(岸谷五朗)が哀れって感じ。
渡部が秋葉に結婚を切り出してから
秋葉が急に積極的になると渡部の心境に変化が訪れる
という描写は中途半端な感じがした。
原作では、本当は渡部と結婚する気がない秋葉が
渡部に離婚を躊躇させるための行動だとわかるわけですが。
時効(と言っても殺人は存在しないので時効自体もないのですが)が
成立した後、「あなたを利用しただけだった」と言って
別れを告げた秋葉がタクシーの中で泣いたり、
つぶれたサンタ人形を見た渡部が
由美子がこの人形をつぶすシーンを想像したり、
ちょっと語りすぎている感じがしました。
そこまで映像にしなくてもわかるからいいよって思った。
若い(?)女と不倫の恋に堕ちて、
妻子をだまして逢瀬を重ね、妻を悲しませたり、
妻が何も言わないのをいいことに関係を続けたり、
この状況を作ったのは自分なのに、
妻に正面切って責められた途端、
「この地獄には終わりがない」って言っちゃうあたり、
勝手だな~と思いました。
原作のベースになった「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」は
渡部と秋葉のドライブのシーンで流れています。
横浜が主な舞台だし、もっと流れてほしかったな。
『夜明けの街で』2011年・日本
監督:若松節朗
原作:東野圭吾(角川文庫刊『夜明けの街で』)
脚本:川崎いづみ
出演:岸谷五朗 深田恭子 木村多江 石黒賢
原作を読んでたいした感動もなかったけど
一応。という感じで映画も鑑賞。
女の私が観ても
「女ってこわい・・・」と思わざるを得ない仕上がりでした。
なんか、原作以上に渡部(岸谷五朗)が哀れって感じ。
渡部が秋葉に結婚を切り出してから
秋葉が急に積極的になると渡部の心境に変化が訪れる
という描写は中途半端な感じがした。
原作では、本当は渡部と結婚する気がない秋葉が
渡部に離婚を躊躇させるための行動だとわかるわけですが。
時効(と言っても殺人は存在しないので時効自体もないのですが)が
成立した後、「あなたを利用しただけだった」と言って
別れを告げた秋葉がタクシーの中で泣いたり、
つぶれたサンタ人形を見た渡部が
由美子がこの人形をつぶすシーンを想像したり、
ちょっと語りすぎている感じがしました。
そこまで映像にしなくてもわかるからいいよって思った。
若い(?)女と不倫の恋に堕ちて、
妻子をだまして逢瀬を重ね、妻を悲しませたり、
妻が何も言わないのをいいことに関係を続けたり、
この状況を作ったのは自分なのに、
妻に正面切って責められた途端、
「この地獄には終わりがない」って言っちゃうあたり、
勝手だな~と思いました。
原作のベースになった「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」は
渡部と秋葉のドライブのシーンで流れています。
横浜が主な舞台だし、もっと流れてほしかったな。
元気そうでなにより
…ということで、ちょっと足跡残してみました。
あ、私もこの本読んだよ。
そして、私もなんかいまいちだったな。
謎解きも人間模様もちょっと浅い感じがした。
のかちゃんの噂はみそ子から聞いていたよ。
なにやら遠くの地で頑張ってるらしいね
のかちゃんとは本に対する感性が近いものがあったよね。
たしかに私も「浅い」と思った。
ラブストーリーもサスペンスもミステリーも、
って欲張っちゃった結果、
全部中途半端になっちゃった感じかな。
お時間あったらまた来てね