青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

今日の買い物・DVD「恋人よ」

2011年05月18日 | てれび
ほぼ衝動買いです。



『恋人よ』1995年・フジテレビ
原作・脚本:野沢尚
演出:光野道夫 永山耕三
プロデュース:喜多麗子
音楽:デヴィッド・フォスター
出演:鈴木保奈美 岸谷五朗 鈴木京香 佐藤浩市 夏八木勲 水野美紀 長瀬智也 櫻井淳子

何年かに一度の周期で「古いドラマ恋しい」病になります。
その中でも多いのは故・野沢尚脚本のドラマ。

『眠れる森』はレンタルされているのに
『恋人よ』は全然レンタルされない。
『この愛に生きて』に至ってはDVD化すらされていない。

地震の混乱が、少なくとも市内は収まってきて、
なんだか急に買い物したい!っていう気持ちが高まって、
ここ何日かでたくさんお金を使ってしまいました。
その内のひとつ。


コンパクトなパッケージも助かる。
でもディスクのデザインはもうちょっと凝ってても良かったな~。


「夫婦交換」なんて、言葉だけで見ると
なんだか昼メロか、エロビデオの題材みたいだけど。
それを純愛ドラマにしてしまうのがすごい。

結婚式3時間前にパートナーの裏切りを知ってしまった男女。
偶然?同じ式場で出会った2人が互いに励まし合い、
偽りだとわかっていても結婚を決意する。
半年後に再会を約束する2人。

そして半年後、なんと女は男の隣人として現れた。
・・・というのが導入。


中心となるのは愛永と航平なんだけど、
実は愛永の夫・遼太郎と航平の妻・粧子がかつての恋人同士で、
さらに粧子のおなかにいる子どもの父親が遼太郎かもしれないという複雑さ。

過去の恋人、しかも婚約中に浮気をした相手と
同じ日に同じ式場で結婚式を挙げようと画策した粧子。
結婚式1時間前に恋に落ちた相手の隣にわざわざ越してきた愛永。

女ってこわいわ~。



改めて見直してみると、4人の中で一番苦しんだのは遼太郎かも。
自分が選択したわけでもないのに、ある日突然過去の恋人が隣人になり、
しかも彼女が妊娠していた。そしてその親が自分かもしれない。
一方妻に他に好きな男がいるかもしれないと早い時点で気付く。
粧子が産んだ子どもが自分の子だとはっきりした後は
子どもの将来を考え、自分の子ではないと苦しむ航平の姿を見て
粧子とよりを戻したいと考えるようになる。
別れたら別れたで、元妻が発病してしまう。

それにひきかえ、と言っては言いすぎだけど、
航平と愛永はそれぞれ配偶者を裏切ってはいたけど
「心のつながりだ」と言ってさほど罪悪感は持ってない感じ。
お互いのことを考えていれば幸せだった。

粧子に至っては愛永の恋人が自分の夫とはつゆ知らず、
遼太郎をたきつけたり、妊婦なのにゲームを楽しんでる感じ。

今見ると、やっぱり聞いていて恥ずかしいセリフがある。
どちらかというと、航平・愛永カップルより
遼太郎・粧子カップルの方が共感できるかな。
結婚式1時間前で恋はできないもの。
しかも体のつながりがない関係って、なんとなく嘘くさい。

でも沖縄の青い海と真っ赤なブーゲンビリアのシーンは印象的。
この景色とセリーヌ・ディオンの主題歌だけでも価値あり。
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