プロトピックの副作用。
プロトピックはステロイドのStrong クラス
プロトピック軟膏の臨床結果はどのようなものでしょうか。
タクロリムスはステロイドとは違って体内で産生されるものではありません。
抗炎症作用は中等度でステロイド外用薬の臨床効果の評価に相当するものとしてプロトピック軟膏は
ストロングクラスにランクづけされる。
これはデルモベート、ベトネベートまたはリン
デロンに相当し、ステロイド忌避の方への代替え選択薬となります。
副作用としての一過性の強い刺激
プロトピック軟膏の使用開始直後には火照り、ひりつき、灼熱感、
あるいは染みる感じ等の刺激感を感じたという報告が多くあります。
刺激感は分子量の大きさによるもので長引くケースで3~6カ月と使っているうちに解消されています。
またプロトピック軟膏は臓器移植の際の免疫抑制剤から発展したものですので
抗菌作用がなく感染症には極めて脆いという弱点を持っています。
また坐そう(ニキビ)が出やすいのも副作用とは云えないほどですが問題が残るります。
ただアトピー性皮膚が改善されたからニキビが出てきたという楽天的な解釈もあって、
なぜニキビが出てくるのかは説明がありません。
さらに膿庖や化膿に進行する場合もあってこ
の辺の事は使用を決意する前に医師に問い合わせてください。