Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

交錯する記憶をたどりつつ・・・番外編

2007-12-11 01:23:23 | Weblog
どうしても、お話できることには限りがあって…
並行して起きている出来事を、全て書いておくことなどできません。

日付も替わってしまいましたが…日々の流れの中では、とても些細なことですが
あともう少しだけ書いておきたいような…そんな気持が捨てきれず

落穂ひろいのごとき…他愛のないことを書き加えておきます。


土曜日は、朝早くに夫が泊りがけで会社の同期会に出かけていきました。

私が子ども会の定例会と公園清掃に出かける8時半には
kirikouもお友だちと遊ぶ約束があったらしく、もう起き出していました。

ひととおりのことを告げて出かける際に、鍵をテーブルに置いて
「戸締りを忘れないでね~!」と言い残して出かけました。

2ヶ所の公園は、雑草はそれほど多く生えてはいませんでしたが
ドチラも枯れ葉がたくさん落ちていて、履いても履いてもきりがない…感じでした。

一時間ほどして、コミュニティハウスに行くと
kirikouがお友だちと来ていて、いつものカードゲームをしていました。

「鍵は閉めたの~?」と聞くと「えぇ~忘れてた~!どこに置いてあったの~?」と言って
慌てて家に鍵を閉めに帰りました…全く~!!やれやれ~~デスね~。

今日の定例会は、そろそろ次年度の役員への引継ぎなども話題に上がって
後は、クリスマスプレゼントのお菓子の詰め合わせを持ち帰って
各会員の家庭に子どもの数だけ届けます。

お昼過ぎにはkirikouも帰ってきてお昼ご飯を食べると
またお友だちの家へ遊びに行ってしまいました。

それから読書シンポジウムに出かけて…

(昨年度の読書会でご一緒した今年4年生の学生さんも会場整理をしていらして
帰りがけに私にも声をかけてくださって、少しお話をすることができました。

もう就職も決まって、後は卒論を提出するのみとのこと。

いよいよ社会人になるんですね~!!

そういえば、シンポジウムの閉会のご挨拶をした今年の委員長(?)の方は

やっぱり本が大好きで、本屋さんでアルバイトをしているので
図書館でも「ポップ」(店員さんのコメントの書いてるアレ)を作って
オススメの本などのご紹介をしているそうです。

「本の好きな方が、入って学びたいと想うような大学」という特色があって…
とてもオモシロいなぁと思いました。

それから、前回の図書館で開かれた「あさのあつこバッテリーの読書会」では

三田村先生も参加なさっていらして、

私も、Ⅱ巻の途中あたりから、ドンドン引き込まれるようにして最後まで一気に読んだこと

10歳前後の思春期に向かう男の子について、ほとんど母親の視点で、興味深く読んだこと

学校や部活という枠に収まりきらない巧が、
イロイロな友人たちとの関わりの中で変化したり
それぞれも影響をし合っていくところが興味深かったこと…

親子だけでなく…巧と豪との関係においても「反抗と依存」の間を揺れ動きながら
ひとりの人間としての自立への現在進行形が描かれていたこと…などを、お話しました。

脇役ともいえる登場人物の目線にも、根底には人に向ける作者のあたたかなまなざしが感じられること
また地方都市を舞台にしていることも、そんなことに寄与していることを感じました。

三田村先生の解釈も、また違った視点からの気付きを教えていただいて
とても楽しい読書会でした。


そして、遡って…11月4日の学園祭の時に開かれた
「梨木香歩さんの朗読会」のお話を、皆さまに早くしたいなぁと想いつつ

このところ、「春になったら苺を摘みに」を読み直したり
「ぐるりのこと」などを借りてきて読んでいるところです。

ところで、その「ぐるりのこと」を松岡正剛さんのお話を伺った帰りの東横線で読んでいたら…
なんという偶然でしょうか?

松岡正剛さんのお話しの中にもあった松岡さんの小学校時代の恩師の吉見昭一さんの言葉がその「ぐるりのこと」という表題の基になっていたとのこと。

あまりの偶然に、ドキドキするやらうれしいやら…
顔がついついほころんでしまいました!!

もう一つ、私の中で点と点がつながったことがあります…

日曜日の朝8時からのBS2の「週間ブックレビュー」という番組に
(再放送は、その日の夜中)

先ほどからご紹介している松岡正剛さんが出演されて書評をなさっていました。

3人の評者のうち…最後の方は…その時には気づきませんでしたが
後から考えてみたら…以前お話した(ハズの)
「〈ことば〉の仕事」を書いた仲俣暁生さんでした。

この本は、「季刊 本とコンピューター」の連続企画の人物インタビューをきっかけにして
今の時代を様々な面から描き出していらっしゃる方々9人のお話を
まとめたものでした。

そうでした~!!どこかで…この雑誌の名前を見ていたような気がしていましたが
こんなところで出会っていたんですね~!!

さて…番組のほうは、気になる作家さんが出演する時など、気がつくと観るようにしていますが

9日の特集は、今話題の「生物と無生物のあいだ」の著者の福岡伸一さんでした。

その本の存在は、おそらく茂木先生の日記の中で知ったと想いますし
本屋さんでも、あの表紙の緑色の四角が目に入って
手に取ったこともあったような…気がします。

けれど…その時点では、まだ読みたいという気持にはなっていませんでした。

テレビ映像から、著者がその本にこめた想いやその人となりが伝わってきて
その効果は、私にとってはカナリの位置を占めていて…

きっと…そのうち私の手元にもやってくる…ことと想います。

ナンダカンダと言って…お話は、ずいぶんアチコチと飛んでしまいましたが…)


それから最寄駅に戻って、5時から駅前にある居酒屋さんで
ソフトボール部の監督さんやコーチをしてくださっている方を交えて
保護者の方々も参加しての懇親会がありました。

(kirikouは、おばあちゃんの家でお留守番の予定でしたが
「今日は、一人で家で留守番する」といって、どうしてもききませんでした。

どうやら…一人で好きなことをして過ごせる気楽さを、覚えてしまったようです。)

ソフト部の親だけの集まりは、コレまであまりなかったらしく、今回は総勢14名が集まって
2時間飲み放題パックということで、男性陣は食べるよりひたすら飲んでいたようで
母親のほうは…お酒を飲めるのは一人ぐらいでしたので
パクパクご馳走を戴きながら…大いにおしゃべりをしました。

最後に監督から「子どもたちもずいぶん成長してきましたので
ぜひ、優勝を目指してがんばりましょう~!!」という声かけをしていただいて

おかげさまで、楽しい懇親会になりました。

(いつもお手伝いいただいているお父さんの参加もあって
その後、2次会3次会まで行って、みなさん大いに盛り上がったそうです。)

その翌日も朝早くから、きちんとソフトボールの練習に参加していただいて
ほんとうに、これからもますます楽しみになりました。

私も保護者当番で、9時前からグランドに行きましたが…
最近、どうもkirikouはやる気がありません。

試合があった後あたりから体調がいまひとつということだけでなく
「モチベーションが低下している」のが、明らかに見てとれます。

「やる気がない…やる気が見えない」のだったら…

もう、止めたほうが良いよ~と言っていますが、
そう言われると、どうしたいのか気持がハッキリしないようでした。

「今日は、体調が良くないから…お休みしていい~?」と、kirikouのほうから言ってきたので

(いつものように行くの行かないのってグズグズするよりは…)
その方が良いという決断をしました。

他の子どもたちが、当たり前のように練習をしている姿を観ていて思うに…

やはり…チームプレーを旨とするスポーツは…
基本的なところでkirikouには、あまり合わないのかもしれないなぁと痛感して

それでも、続けていくことに意味がないわけではないけれど…
いつか本人がきちんと考えて、どうするのか選択することができたらいいなぁと想いました。


さて…私がソフトの練習から戻ったお昼過ぎには、夫も帰宅していて
kirikouは、またもや午後はお友だちの家へ遊びに飛んで行ってしまいました。

お夕飯は、久しぶりにおばあちゃんの家で夫のお土産の干物を一緒にいただいて…

いつものように慌しい週末が、終わりました…とさ~~。


なにやら…つまらない日常風景や私の興味の赴くまま
お話があちこちと錯綜してしまいました。

長々とお付き合いいただきまして、ほんとうにありがとうございました!

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