Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

オタマジャクシ その後

2006-05-20 07:37:33 | Weblog
本当は、大好きだったチューリップや財津和夫さんのお話をしたいところですが
週末は、思うように時間が取れません。

その上、今日は月に一回の土曜出勤です。

午後は、横浜で日本行動教育研究会に参加します。

こちらは、普段は横浜国立大学の教育人間科学部の関戸研究室で行っていますが
一年に、何回か一般の保護者や教師の方もいらっしゃる勉強会を行っているようです。

機会があったら、ぜひいらしてみてください。


保護者として、現場の先生方に子供たちの実際の困り感や現状をお話したり
先生方の意識に、直接働きかけられる、良いチャンスだと思います。

実際のご自分のお子さんの担任の先生には、すぐには結びつかないかもしれませんが

先生方皆さまとの、共通理解を進めて

保護者と教師の方々との連携が少しでもすすむきっかけになるような気がしています。


その時、私が大切かなぁと思っているポイントは

子どもの対応に苦慮している、先生方の大変さにも共感する。

できていないことを、なるべく責めたり非難しない。

あくまで、こちらの感じている困り感を具体的にお話しすることや
「こうしていただけたら、ありがたいなぁ」というくらいの
ソフトムードで語りかける。

保護者のほうが、情報が豊富なことがありがちですが

基本的に、一方的に押し付けるのではなく

「ご一緒に考えていただけると、たいへんありがたいです~。」という姿勢で臨む。

などでしょうか・・・?



さて、3月にkirikou と夫が採ってきたおたまじゃくしのタマゴから生まれた

小さな小さなオタマジャクシも、尾っぽをヒラヒラさせて泳ぎながら

いつの間にか、頭が1センチくらい全長3~4センチくらいの

まさに♪のカタチそのままの大きなオタマジャクシになっています。


そして、数日前についに、ついに足が、生えてきました!!


まだ、足というよりは、細く折れ曲がった
なんともいえない頼りなさそうな代物ですが

ちょうどその頃から、中に入れてある大き目の石の上に

オタマジャクシのほとんどが、引っ付くように乗って
空気と水の境界線に、いつも居るような様子が見られ始めました。


「Oh~!! これが、まさに両生類たる所以か!!?」

とひとりで 『ガッテン!!』している“はは”でした・・・


関東地方は、このところ5月とは思えないような
雨や曇りのハッキリしないお天気が続いていましたが

今日は、少し強い風が吹いてくれているおかげで
その雲たちが、どこか遠くに行ってくれそうです・・・


久しぶりの青空が、気持ちよさそうな水色の顔ををのぞかせてくれています。


これで、たまっていたお洗濯もスッキリ片付いて

五月晴れの中、お散歩するのも気持ちの良い

気分も晴れやかな週末を、皆さま お過ごしになれますね!!


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12 コメント

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Unknown (princip)
2006-05-20 11:49:22
『子供たちの実際の困り感』 深い内容を含む言葉ですね。

これに敏感である教師になりたいものです。
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オタマジャクシへの思い。 (道草)
2006-05-20 17:18:37
戦争中は、家の前に防災のための「用水桶」がありました。常に水が張ってあります。国民学校1年生の私は、上級生に連れられて御所の蛤御門の池へオタマジャクシを捕りに行きました。そして「用水桶」の中へ放したのです。父から物凄く叱られました。京都は戦災に遭っていないと思われていますが、西陣にも焼夷弾が落ちて、十数軒の家が焼けています。私のオタマジャクシは苦い思い出です。



「お玉じゃくし」吉丸一昌作詞・梁田貞作曲



お玉じゃくしは まっくろで

頭がまるく 尾が長く

手足はなくても チョロチョロと

池の中をば はねまわる

お玉じゃくしは かわいいな



お玉じゃくしの 尾がとれて

蛙となって 目ができて

手足ができては ピョンピョンと

草の中をば とびまわる

蛙の子供は かわいいな





「数字の歌」夢虹二作詞・小谷肇作曲



数字の1は なーに

工場の えんとつ  



数字の2は なーに

お池の がちょう  



数字の3は なーに

赤ちゃんの お耳  



数字の4は なーに

案山子の 弓矢  



数字の5は なーに

お家(うち)の 鍵よ  



数字の6は なーに

狸の お腹(なか)  



数字の7は なーに

こわれた ラッパ  



数字の8は なーに

棚の ダルマ  



数字の9は なーに

おたまじゃくし  



数字の10は なーに

えんとつと おつきさま  



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体験を語ること (風待人)
2006-05-21 04:42:11
princip 先生



今日は、教師の方の参加が多かったようで

最後の質問の際に、思い切って保護者としての感想を申しあげました。



子どもを見つめる姿勢のこと

学年が変わっても継続した対応を、お願いしたいこと

校内委員会を含めて、全校体制の必要性

先生の接し方が、周りの子どもたちに与える影響

保護者と先生方の共通理解と連携の大切さなど・・・



現時点で、私にできることは、地道に声を出していくことでしょうか?



もうひとり別の保護者の方は

中学高校での対応が、まだすすんでいないために

とても、ご苦労されているとおっしゃっていました。



道草 さま



国民学校1年生の幼い頃に、空襲に合うような怖いご経験をなさったんですか?



私の母も、小6のときに、焼夷弾の落ちるのを近くで見ながら

私のおばあちゃんと一緒に逃げたことがあるという話をしてくれました。



いまの日本では、考えられないことのようですが

現実に、そんな思いをしている子どもたちが

世界には、まだ存在しているんですね・・・
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勉強会 (RAM)
2006-05-21 22:58:40
>日本行動教育研究会

迂闊にも知りませんでした

教員と保護者が垣根を超えて話し合える機会って少ないような気がします。

東海地方でもあるのか調べてみます。
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風穴を、開けていく・・・ (風待人)
2006-05-22 05:23:28
RAM さま



お読みくださって、ありがとうございます。



>日本行動教育研究会



ですが、応用行動分析をbaseにしていて

おそらく、まだそれほど、メジャーにはなっていないと思います。



たぶんRAMさんのほうが、ず~っと良くご存知ではないかと思います。



私は、横浜市で教室等の支援をやりたいと思っているので

教育委員会等のつながりから考えても

少なくとも横浜国大での、何らかのスキルアップが必要かなぁと思ったのと



実は、(僭越かとは思いますが、あえて申し上げると・・・)



教師の方々が、「何とかしよう」ということで

なさっている勉強会であるという点に、注目しています。



ある意味で、とてもありがたいことで

今後も、こんな取り組みがもっとすすむことを願っています。



ただ、できれば一方的な見方にとらわれないように



保護者としての視点も生かしていただきたいなぁ・・・と

勝手に私が思って、かなりゲリラ的に発言している気がします。



(これって、かなりの勇気が要ります・・・)



>教員と保護者が垣根を超えて話し合える機会



ぜひ、いろいろな地域や分野でも、こんなお話し合いがもたれると



どこか、風通しも良くなって

何かが、少しずつでも進んでいき易くなるような気がします。



これは、「親力」の親野智可等先生や「小学校長のお仕事」のprincip先生と



ブログを通して、いろいろお話してきて実感したことです!



皆さまのブログにも、もっと伺いたいのですが

元来の不器用と「時間の配分、優先順位のつけ方」の修行中なので・・・

スミマセン・・・



また、ぜひいらしてくださいね!!
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ご苦労様です^^! (ぴーまん)
2006-05-22 12:19:34
風待人様のそのような働き。

いつも尊敬します。



また、いい情報がありましたら教えてください。

祝福される場でありますように♪
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こんなことぐらいしか、思いつかないので・・・ (風待人)
2006-05-22 13:05:01
ぴーまん さま



たぶん、ぴーまんさまも他の方も

それぞれの場所でそれぞれのやり方で、トライしていることだと思います。



私の場合、

チョッとお節介で、気にしなければいいのに気になると・・・



それでいて、自分のことはなかなかうまくできていない・・・



やや開き直って、こんな風にしかできない自分とも

仲良く付き合いたいと、気づいたところかもしれません。



最近読んでいる

岡本敏子さん岡本太郎さんの本が、スッゴクおもしろいですよ!



かなり過激に、正直になって、一歩前に踏み出す勇気が出ます。



そのうち、記事にしたいとは思っています。



また、いらしてくださいね!

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Unknown (ぴーまん)
2006-05-22 14:25:56
はい。夫婦で毎日伺っていま~す(大笑)
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ブックマーク感謝です (yoshiji)
2006-05-22 20:35:17
聖ヶ丘小の運動会は秋です。

5月に運動会がある学校は、今は大変です。

前任校がそうでした。

春に運動会がない学校は、今はじっくり教科の学習を進めることが出来ます。



ブックマークありがとうございます。宜しくお願いします。



なお、当方のブログは、学校の公式HPの一部を構成しておりますので、リンク欄は限定することにしております。今のところ校長関連ブログのみ掲載しておりますので相互リンクについてはその旨ご了承ください。
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よろしくお願いいたします! (風待人)
2006-05-22 20:48:22
ぴーまん さま



お二人は、別々のPCなんでしょうか?



直接伝えるより、ワンクッションあるメリットがありそうですね・・・



よくそばにいて、メールすることをあれこれ言うみたいですが



ある意味、そのほうがコミュニケーションがとりやすい人も

確かに、いますよね!



princip 先生



はい!よろしくお願いいたします!



お差し支えのないように、いたします。



教科学習と、いろいろな行事や生活面の指導もありますね・・・



安全面の対応や、最近は個人情報の取り扱いに

神経質になっているようなことを良く聞きますが

いかがでしょうか?
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Unknown (ぴーまん)
2006-05-23 18:36:45
はい、別々です。

私は、キッキン。

うっでぃは、すぐそこの和室で、

それぞれ、どこかに訪問しつつ、その場でも会話しています。妙な関係です。

時に場所が入れ替わります。
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新しい夫婦のカタチ・・・ (風待人)
2006-05-23 19:36:03
ぴーまん さま



なんだか、微笑ましいような・・・それも、いいんじゃないですか?



会話があると言うことは、関わりを持っているということですもの。



昔、『ニュー・ミュージック』と言っていた音楽も

あえて「ニュー」って言う必要もなくなったように



もしかしたら、ウチの子たちをはじめとする「新しい人」たちが

もうすでに、誕生しているのかもしれない

なんて想うのも楽しいような気がします。



そいいえば、大江健三郎さんの小説はあまり読んでいませんが

『「自分の木」の下で』『「新しい人」の方へ』の2冊は



若い人に向けて、何かを語りかけている私の好きなエッセイです。
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