今日の1月17日で「阪神大震災から13年」が経ったんですね…
あの日のことが、頭のどこかに鮮明な映像となってこびりついている…
ということを、あらためて振り返っていました…
モチロン私にとっては、テレビの映像を通したもので
ほんとうに体験なさった方々の大変さや苦しさや辛さを感じることは、
できようもありません。
けれど…そのほんのわずかな、はかないものだとしても
実際に体験した方々のお話や映像や書かれたものを通して
その方々のお気持を感じ取ることは…できるような気がします。
そんなことを振り返っていて思い出したのが
先日もお話した小田実さんのお書きになった「中流の復興」です。
(借りた本は、次の方の予約が入っていて返却したので
「コレはじっくり読む本だ!」と思って、先日大きな本屋さんで探して買ってきました。)
まだ全体を拾い読みした程度ですが、大切なお話がたくさん詰まっていることは
おそらく、直感的に(?)解りました。
解りやすいコトバで話しかけるようにお書きになっていますが
内容は、いま世界で起きていることや、私たちの暮らしている身近な目線も踏まえた
とても大切なことが語られています。
「序章 被害者にも加害者にもならない未来へ」の最初のところで
「戦争の『臭い』」のことからお話が始まっています。
私の父が昭和3年、母が8年生まれですから
小田さんと同じような戦争の体験をしているわけですが
時おり聞かされていた断片的な戦争中の様子の中で
その時の『臭い』については、聞いたことがありませんでした。
その『臭い』のことを読んで、
私にはその当時のことを想像する大きな手がかりを感じました。
実際には、知ることのできない体験を「そのコトバで、いかに伝えることができるのか?」
結局は「実際に体験した人の言葉に頼るしかないんだ」ということに、気がつきました。
お正月の深夜、世界の国々での「民主主義」について、追ったドキュメンタリー番組を観たり
(BS特集 33か国共同制作 “民主主義”~世界10人の監督が描く10の疑問~)
一昨日の「爆笑問題のニッポンの教養」に出演なさっていた 伊勢崎賢治さんのお話を聞いたりしても
私などには、どうしたらいいのかも、どう考えたらいいのかもわからなくって、
途方に暮れるばかりです。
ただ、そういう難しい問題にも真摯に取り組んで行こうとなさっている方がいることを知り
さらに、その方たちの語る言葉を聞くことで、
先へ進むための何らかの「よすが」ともいえるものに近づくことができる…
ということをつよく感じました。
(ちなみに、伊勢崎さんは、1957年生まれ。
東京外国語大学大学院教授。平和構築・紛争予防講座を担当。
国際NGOスタッフとしてアフリカ各地で活動後、東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。トレードマークは革ジャン。
今、海外の研究者たちと共に、積極的に和平工作と復興協力を行う「つくる平和」を実現する方法を模索している。
紛争はなぜ起こるのか? どうすれば世界の平和は実現するのか?
今、日本が求められている役割とは何か? 爆笑問題が挑む。 という番組でした。)
お話は、戻りますが…
先ほど、NHKの「生活ほっとモーニング」の中で
阪神大震災後のある商店街の復興にまつわるお話が取り上げられていました。
番組の中でも、「人と人とのつながりの大切さ」が語られていましたが
それは、生きている人同志の直接的なつながりだけではなく
私には「本の中で語られているコトバ」や「映像を通して語られるコトバや様子」からも
コチラ側の感受性や想像力次第で、(100%とはいえないまでもそのいくらかは…)
何かを受け取ったり伝えたりすることができる…のではないだろうか?と感じています。
そんなことを、あの日ことを振り返りつつ…考えておりました。
あの日のことが、頭のどこかに鮮明な映像となってこびりついている…
ということを、あらためて振り返っていました…
モチロン私にとっては、テレビの映像を通したもので
ほんとうに体験なさった方々の大変さや苦しさや辛さを感じることは、
できようもありません。
けれど…そのほんのわずかな、はかないものだとしても
実際に体験した方々のお話や映像や書かれたものを通して
その方々のお気持を感じ取ることは…できるような気がします。
そんなことを振り返っていて思い出したのが
先日もお話した小田実さんのお書きになった「中流の復興」です。
(借りた本は、次の方の予約が入っていて返却したので
「コレはじっくり読む本だ!」と思って、先日大きな本屋さんで探して買ってきました。)
まだ全体を拾い読みした程度ですが、大切なお話がたくさん詰まっていることは
おそらく、直感的に(?)解りました。
解りやすいコトバで話しかけるようにお書きになっていますが
内容は、いま世界で起きていることや、私たちの暮らしている身近な目線も踏まえた
とても大切なことが語られています。
「序章 被害者にも加害者にもならない未来へ」の最初のところで
「戦争の『臭い』」のことからお話が始まっています。
私の父が昭和3年、母が8年生まれですから
小田さんと同じような戦争の体験をしているわけですが
時おり聞かされていた断片的な戦争中の様子の中で
その時の『臭い』については、聞いたことがありませんでした。
その『臭い』のことを読んで、
私にはその当時のことを想像する大きな手がかりを感じました。
実際には、知ることのできない体験を「そのコトバで、いかに伝えることができるのか?」
結局は「実際に体験した人の言葉に頼るしかないんだ」ということに、気がつきました。
お正月の深夜、世界の国々での「民主主義」について、追ったドキュメンタリー番組を観たり
(BS特集 33か国共同制作 “民主主義”~世界10人の監督が描く10の疑問~)
一昨日の「爆笑問題のニッポンの教養」に出演なさっていた 伊勢崎賢治さんのお話を聞いたりしても
私などには、どうしたらいいのかも、どう考えたらいいのかもわからなくって、
途方に暮れるばかりです。
ただ、そういう難しい問題にも真摯に取り組んで行こうとなさっている方がいることを知り
さらに、その方たちの語る言葉を聞くことで、
先へ進むための何らかの「よすが」ともいえるものに近づくことができる…
ということをつよく感じました。
(ちなみに、伊勢崎さんは、1957年生まれ。
東京外国語大学大学院教授。平和構築・紛争予防講座を担当。
国際NGOスタッフとしてアフリカ各地で活動後、東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。トレードマークは革ジャン。
今、海外の研究者たちと共に、積極的に和平工作と復興協力を行う「つくる平和」を実現する方法を模索している。
紛争はなぜ起こるのか? どうすれば世界の平和は実現するのか?
今、日本が求められている役割とは何か? 爆笑問題が挑む。 という番組でした。)
お話は、戻りますが…
先ほど、NHKの「生活ほっとモーニング」の中で
阪神大震災後のある商店街の復興にまつわるお話が取り上げられていました。
番組の中でも、「人と人とのつながりの大切さ」が語られていましたが
それは、生きている人同志の直接的なつながりだけではなく
私には「本の中で語られているコトバ」や「映像を通して語られるコトバや様子」からも
コチラ側の感受性や想像力次第で、(100%とはいえないまでもそのいくらかは…)
何かを受け取ったり伝えたりすることができる…のではないだろうか?と感じています。
そんなことを、あの日ことを振り返りつつ…考えておりました。
「The Ancient Qualia Cafe」から来ました。
もう阪神大震災から13年なんて驚きです。 確かに、コチラ側次第では、あの悲劇から「何か」を受け取ったり伝えたりすることが可能かもしれませんね。
いいお話しありがとうございました。
コメントくださって、ありがとうございます!!
実際の生活では、YUMAさんの年代の方とお話する機会が
あまりないので…
(オバサン根性を出して、思い切って話しかけることも
たま~には、ありますけれど)
お話できてとってもうれしいです!
YUMAさんのように、マジメにしっかりと世の中のことや周りのことを観たり、
感じたり、考えたりしている方がいる・・・ということを知って
これから先も、なんだか楽しみになりました。
案外私たちのほうが教えられることが、たくさんあるのかもしれません・・・
どうぞ、よろしくお願いいたしますね~!!
いえいえ、僕の方こそ、いろいろと教えられるべきことがありますよ。やはり、経験の数ということになると若者ではどうにもなりませんから。経験のある人、ない人では同じことを語るのでも重みも違ってくると思うんですよね。
これかも、どうかよろしくお願いいたします
これからたくさんの人に出会ったり、いろいろなことにぶつかりながら
いろんな経験が、できますもの。
若いときならではの「柔らかな精神や感じ方」を大切にして・・・
その上にいろいろなものを積みあげていく・・・
ほんとうに楽しみですね~!!