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日常と日記
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シェフは名探偵

2021-06-01 | ドラマ感想
テレビ東京で始まった「シェフは名探偵」
西島秀俊さんと濱田岳くんのドラマです
濱田君はほんっっっっとーーーに「傍若無人だったりめちゃくちゃだったりすっとぼけてたりするどこか変人の天才」に巻き込まれ振り回される相棒役が巧いと今回も唸らされましたことよ
つまり彼はいわゆるワトソン役をさせたら日本一だと思うのです


近藤史恵さんの原作が日常ミステリとして好きで、レストランもののドラマも好きなのです。
なのに監督がちょっと苦手な木村ひさしだと知り、どう料理されるのかと危惧していたんですが、どっこいわりとシンプルでよくできていて第一回録画しながら以降の帯録もすることにしました
この木村ひさしってひと、はしゃがなければいい演出するんだけど、今回はテレ東の深夜帯ってことで予算も少ないだろうし役者陣もそれぞれ演技達者だけどきらきらしすぎてないってのが逆にいいほうに出たのかもしれない

石原さとみの「HEAVEN?」
とか無惨な記憶があります
原作がものすごく面白いのに気持ち悪い演出に辟易して三回目途中にして視聴をやめました
「99.9%」も脚本が私の大好きな劇団の主宰の方で面白く楽しく見てたのですが途中この演出どうにかならんか?!!!と何度も思ったものです
あ、「民王」にも何度腹を立てたことでしょう
なんやこの回の演出!!と思った回が全部この木村さんだったのですよ
好みの問題でしょうがね

今回のこの作品もプロレスネタ雑に差し込んできたりしたら嫌だなあ、とか
カメラワークぐらぐらさせたりする演出がありませんように、とか
変に噛んだりする演出を繰り返したり、とか
原作いいんだから肝心の部分はいじらないでねーーとか願いながら見たいと思います