どこかでお伝えしたかもしれませんが、ある時期マジで MBA 取ろうと思ってコツコツ授業をとっていたことがあります。働きながら何年通ったでしょう???地道に10年ぐらいなんかしらやってました。MBA を挫折したんじゃなくて、流れが変わってそのまま違う方に行ってもガッコーが好きでなんか勉強してたんです。
まだ MBA とやらを考えていた時にとったのが Jouranalism の講義です。第一線で活躍している USA Today (アメリカのホテルとかに泊まると朝タダで読めますよね)の記者が講師をしていました。アメリカ人たちと肩を並べて授業を受けるので、それはそれは大変だったのを覚えています。
今でも覚えている最初の授業は、
Describe things you have in your bags.
のようなことだったと思います。私時々これをクラスで使います。
Pens, notebooks, passport・・・なんてのはダメなんです。
一つ一つ丁寧に個数、色、形、そんなものを説明していくのです。
順番は形容詞のところでやりました!
ふぎょぎょとびっくりぽんしたのは、
さすがアメリカ人女性、中に入っているものが a box of chocolate ぐらいは良かったのですが、避妊の器具を○個(持ち歩いているんかい!?)、生理用品を○個、みたいにクラスで発表したのです。
でも、これがジャーナリズムと知ったその瞬間でした。全てを間違いなく伝えるんです。
『教育勅語についてどう思われますか』なんて質問しておいて、その答えだけをニュースで流して、まるでいきなりそれについて言及したような印象を与える。それに詰め寄る国会議員がいる、これはジャーナリズムって言えないんですね~。
日本から来る出版、テレビ、そんな人たちの取材のやらせにも出会いました。売れればいい、面白ければいい。作る方がそうであるならば、見る側がジャーナリストを選んでいかなければなりませんね。
そう言えば、大学にもメディア論っぽいのがあったような気がするんですが、日本のメディアの方々にも顔やら容姿やら縁故やら大学名やらで採用するんでなくて、改めてジャーナリズムというものを勉強してもらいたいな~と思うのであります。
私は教育勅語って別にそんな悪いもんだと思わないので、ちょっと反論してみました。