住んでいる方に戻って来いと言っても、そうすぐに決断できるものではないでしょう。実際のところ、友人に何度も日本に帰国することを提案してみましたが、逆に市民権を取ってまで住む覚悟みたいなので、もうこれは個人の判断です。
ただし、これから行きたいなんて人はよく現実を見てから考えた方が身のためです。
現在のアメリカはデモ行進や銅像を壊すなんて程度の騒ぎではありません。物騒以上のものがあります。
まずはおかしなことですが、白人、キリスト教徒、そしてトランプ支持者、この人たちがターゲットにされていることです。黒人(黄色人種とか、メキシカンとか、アジア系とかではなくて)、女性、そして性的マイノリティーの人たちに対して差別をすることは禁じられているのに、白人やキリスト教徒、トランプ支持者に対しての差別はオッケーなのです。
警察へのサポートがなくなっていますから、何かが起こっても警察が来てくれるかどうかわかりません。女性が暴徒に襲われて警察を呼びましたが、子供が中に閉じ込められている状態で暴徒たちが車の上に乗っていても、警察もこの連中に抑えられてしまっているので何もできないと電話で応対していたりするのです。ある大学では今まで警察に寄付をしていたのをやめたと言ってました。大学とか学者ってリベラルですからね、日本も。
ということで、白人たちは銃を持っています。自分たちを守らなければならないですからね。
ここで思い出すのが、あのハロウィンの事件です。日本人留学生が誤って射殺された。臆病になっている人間は何をするかわからないですね。自由な国アメリカはもう過去のものです。何も知らずに行くとただただ事件に巻き込まれるだけでしょう。
それに加えてもっと物騒なのは、フランス革命のシンボルでもあるギロチンがあちこちの富裕層の住宅やオフィスの前に置かれ始めているということです。あんたのファ(こう言わなくてももう知られてるでしょうけど)は何をするかわかりません。嘘のような話ですが、事態は私たちが考える以上に深刻です。ギロチンが置かれている都市もこのリンクの記事に書かれています。現地に住んでいる日本人は慎重に行動してもらいたいです。
もうすぐ7月4日の独立記念日。愛国者たちも黙ってみているだけではないでしょう。何かの動きを見せるはずです。アメリカがなくならないように祈るばかりです。