アメリカでは半年に一度歯のクリーニングをするのが、まあ当たり前のようになっていて、それを逃してしまうと罪悪感を感じるほどです。20年前ぐらいは「アメリカの歯科医療が進んでいる」みたいな認識があって、それはそれはたいそうなお金を費やして、せっせと歯医者さんに通っておりました。
結果、私の歯は、あちらこちらの継ぎ接ぎだらけ。現在の歯医者さんが嘆いています。
とにかくあちらでは、ちょっとでも虫歯があって、穴が大きくなってくると、神経抜いて人工物を埋め込んでキャップを被せるという処置をします。これを root canals (ルートキャナル)と言います。根っこほじくって運河を作る、みたいな響きですが、canal には導管の意味もあるんですね〜。
で、日本の歯医者さんがいうには、当時のルートキャナルだと、やっぱり先端まできちんとできてないらしく、人工物が古くなってきたりすると臭いがしたりするらしいのです。なんでもアメリカが良い!という触れ込みはやっぱり眉唾もんで疑ってかかった方が良いという、経験から言えることなんです。
さて、そんな前置きはさておき、寿命を左右するお口の健康についての記事がありましたので、シェアします。
PRESIDENT 2019年3月18日号から『口の中でわかる”早死にする人、ボケる人』