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カールといえば

2009-12-24 | 映画・TV
半月ほど前の昼下がりの出来事。

相方「カールじいさんって、今、子供に大人気なんだって」
愚妻「へぇー、あの、は~ぁ、おらが~のぉ~村でぇ~は~♪の?」
相方「それは、カールおじさん……」




あんなにCMバンバンかかってても、おやつはカールと間違うくらい気にも止めてなかったんです。
それが子供に大人気で評判も良しと聞きました。でもそういうのって、アテにならないことが多いわけで。
やっぱり自分で観てみなければね。




ということで、アバターの前日に観ました。
「カールじいさんの






思っていた以上に
とっても素敵♥ な映画でした。

宮崎駿監督が、
“実はボク、「追憶のシーン」だけで満足してしまいました。”
とコメントを寄せているように、冒頭のシーンが特に。



本編前に上映される短編アニメ、「晴れ ときどき くもり」がまた秀逸。
これだけでも幸せになれます。


そうそう、これも3Dで観てください。
カールと空高く飛ぶために。






以下、ネタバレになりそうなのでご注意。
カールじいさんの空飛ぶ家
(C)WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.




カール少年(じいさんの子供時代)は、いわゆるオタクで、同じオタクな元気少女エリーと出会い、結ばれ、二入の夢を叶えるために仲睦まじく歩んでいくものの、ついに夢叶わぬままエリーが亡くなり、やがてどこにでもいる普通のじいさん、いやむしろ、偏屈じいさんになってしまう。
これって、妻に先立たれた男の人の、よくあるパターン?(笑)
それがエリーとの約束を果たすため冒険に出て、そこでの経験から新たな人生を見出すことになるわけで。
妻のエリーは、死んでからもなお、夫カールの人生に光を当ててくれたんですね。
最後は、カールが思ったのとは違う形ではあれ、夢(パラダイスフォールに二人のクラブハウス(家)が建つ)が叶ったのは、カールとエリーの見えない力(愛?愛よね?)のたまものでしょうか。
ああ、なんて素敵な妻でしょう。
私もエリーのようになれるよう、頑張るよ

二人のかつてのヒーロー、アンツの最後は、残念。
墜落死ではなく、もう少しひねって欲しかったなぁ。




*** おまけ ***
全く私的な思いもよらぬツボ。(映画の内容とは無関係です)
アンツ飛行船に捕らわれた幻の鳥ケヴィンを救うため、警護の犬だらけの部屋に入るのに、仲間になった犬のダグにカールじいさんが、どうしたら入れる?と聞く場面があるのだが。
隣で観ていた相方が、そのときすかさず「ボール!」と一声。
(このあと、犬の大好きなボールを投げて、犬を部屋の外におびき出す作戦をカールじいさんは取るのです)
いや、みんなそう思ってるから。声に出さんでも(汗)
あとで聞いたら、すっかりのめりこんでて、声が出たのも覚えてないって。
そこまで楽しめたんだ。良かったねぇ(笑)




今夜はクリスマス・イブです。
どなたさまも、素敵な聖夜を。
   




映画「カールじいさんの空飛ぶ家」オフィシャルサイト

AVATAR

2009-12-23 | 映画・TV
明日(日付変わって本日)公開の映画「AVATAR(アバター)」を、3D特別前夜祭で一足先に観てきました。
CMを見て行きたいな~と思っていたものの、正直そんなに期待してなかったんですけど。
ファンタジー好きには、はずせないでしょう、ぐらいの気持ちで。それが・・・・・



美しい!
とにかくもう、文句なしに美しい映像でした。
それが3Dですからね。私、こんな美しい世界にいるのねって気にさせてくれます。
途中オチが読めてしまいますが、終盤の戦闘シーンの迫力は圧巻ですので良しとします。


これは絶対映画館に足を運んでご覧になることをお勧めします。



ただ、高いところの苦手な人と、3D酔いする人は注意です。
それから、3Dメガネonメガネは、正直ちょっと辛かったです。コンタクトしていけば良かった。




以下、ネタバレになりそうなのでご注意。
avatar
(C)2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.





ちょっと残念だったこと。
先住民ナヴィを、アフリカの部族やネイティブアメリカンっぽく描き過ぎのきらいが。
一部の人間をのぞいて大部分は彼らを野蛮人と思っている設定だから、よけいに嫌な感じがします。
また、傭兵たちが軍事力を使って村を焼き払おうとするところなんか、ベトナム戦争を彷彿とさせます。
よくも悪くもアメリカ映画…。


ゾクゾクしたこと。
しつこいですが、ものみなすべて美しいこと。
光と影。植物動物も生きるものすべて。
聖なる樹の美しさといったら。私も繋がりたい。
それから、映画タイトルが最後に出るあたり。ここで出すかー!
もう降参です。



自然保護と開発という対立図式は、わかりやすいメッセージとして良かったでしょう。
(上から目線? 汗)
できれば吹き替えで、美しさを隅々まで堪能して欲しい作品です。
3Dだと、字幕が浮いて、妙に気になりますので(笑)

映画「アバター(AVATAR)」オフィシャルサイト

今さらですが軟弱なので

2009-06-26 | 映画・TV
公開からそろそろ1ヶ月が経とうという昨日、ようやく観てまいりました。
(ディアゴスティーニの『週刊 スタートレックファクトファイル』を途中で挫折したくらい、軟弱トレッキーなので・・・ 汗)
STAR TREK画像、使いまわしです…

オープニングからうるうる泣いて、途中でうぅっと泣いて、最後にうわぁ~!っと泣いて、エンドクレジットが終わるとほろっと泣いてきました。(どんだけ泣くか)
いやもうなんつーか、始終総毛立って「俺ってどんだけ好きなんだYO!」的な感じで。
どなたさまも仰っていますが、ザッカリー・クイントのスポックは良かったですね。途中サイラーかよ!ってなところもありましたが、ニモイさんとご対面のシーンでは、使用前使用後みたい(笑)で、次に『HEROES』を観てスポックが出てると思ったらどうしよう、というほど素晴らしい出来でした。
クリス・パインのジェームズ・T・カークは、正直観る前はどうなのよと思ってたんですが(ウィリアム・シャトナーが好きってのもあるんですけど)、十分カークになっとりました。ただ、鼻っ柱が強いだけ風に描かれてたのがちょっと残念ですが。



余談ですが・・・・・
公開から約1ヶ月の平日朝一という時間のせいか(『トラン○フォーマー』や『○ーミネーター4』が公開されちゃってるし)、試写会室かというような小部屋でして。そこにクルー観客6名。しかも女性はワタクシだけでした(汗) まぁ、トレッキーのための特別映画鑑賞会と思えば別にいいんですけどね。興行的にはどうなんですか。
スタートレックになじみのない方々には、(やっぱり 汗)評判良くなかったんでしょうか?前後のシリーズを全然知らない人には、分かりにくかったかもしれませんね。(無理矢理感の作りでもあったから余計に? 私のこの文章も、随所随所にトレッキーじゃないとワカランところがあるのはご了承ください。)
あ、でも知らないからこそ素直に楽しめる部分もあるわけですが。日本ではどうしてもス○ーウォーズに分があるのかなぁ(哀)



さて、話を戻して・・・・・
スポックのおかさんがアノ人だったのはびっくりですが(笑)、惑星バルカンと共に亡くなってしまって、パラレルなんだよってことで納得させるしかないんだろうけど、なんだかなぁ。
あと、サブリーダーサブリーダー言ってましたが、すごい違和感。副長と言ってください。
そしてエンタープライズが、物凄く綺麗で大きくなってましたね(笑)
ま、これがリ・イマジネーションというものなのでしょう。
筋金入りのトレッキーにはツッコミどころ満載だと思いますが、ふんだんに派手さを盛り込んだ(スタートレックらしくないとも言う 汗)、所謂‘J・J・エイブラムス監督映画’でした。そういう意味では満足でした。
ともあれ、昨日の今日なのでまだ興奮治まりきってません。見逃した部分、もう一度ゆっくり落ち着いて観たいです。

では、長寿と繁栄を。

本日公開

2009-05-29 | 映画・TV
StarTrek


スタートレックですよ、スタートレック。
何がって、サブタイトルなしの『スタートレック』ですから(今までの劇場版は、何かしらのサブタイトルがついていた)、さぞかしバーーーン!とスタートレックなんですよ。
小生軟弱な‘トレッキー’なので、必ずや観に行こうと思います。(ENTをちゃんと観ていないので、おさらいをしておくべきか)


劇場版StarTrek公式サイト(日本語)
劇場版StarTrek公式サイト(英語) ← オススメはコチラ


ミスター・スポックの若い頃を、『HEROES』のサイラー(ザッカリー・クイント)がやっています。
キャスティングが発表されたときは、え~~ (;´A`) と思いましたが(だってサイラー、凶悪すぎるよ)、これがまぁびっくりするほどレナード・ニモイにソックリじゃないですか。これは期待しますよ。
それから、若き日のカーク&スポック&マッコイのトリオ漫才も、どんな感じか楽しみです。



スタートレックって何?という方は、コチラをご覧下さると、トレッキーになれるかもしれません。
では、長寿と繁栄を。

楽しみ!!!

2006-09-20 | 映画・TV
トールキンの未完作を息子が完成=来年出版、第2の「指輪物語」か


「指輪物語」が映画化されたときも嬉しくて
でもやっぱり原作とは違う点があったりして
それはそれで良かったこともあるのだけれど
また中つ国に身を置けると思うと
楽しみでたまらないのです

                  
あー、来年まで待てない…