魅せられて

好天にめぐまれた昨日、三重県にあるなばなの里に両親と行ってきました。
以前から、なばなの里にできたというバラ園に行きたいと思っていたところ、先日さわさんのブログで紹介されたのを見て、これは行くしかない！と。

なばなの里は、長島リゾートのテーマパークのひとつです。
その昔、長島といえば『遊園地で遊んで→温泉に入って→演歌歌手のショーを見る』、地方のヘルスセンターというイメージでしたが、今はリゾートホテルだとかアウトレットパークだとか、随分変わりました。

さて、なばなの里ですが、平日だったせいかお客さんの年齢層が高く、私でも若い部類（笑）。
花ひろばでは、ビオラ、サルビアなどが花の絨毯のように咲き誇り、その奥に、６月からあじさい・しょうぶ園がオープンの予定です。
園路には、エゴノキ（可愛い白花が鈴なりに咲いていました！）、オリーブ、サクラ（さくらんぼも実ってました！）、スモークツリー、オトコヨウゾメ、クリスマスローズ、キンギョソウ・・・etc、数々の植物が植えられていて、池を巡るように歩きながら、一番奥のベゴニアガーデンとバラ園へと進みます。
途中、７つのレストラン、ビール園、天然温泉（足湯も！）、チャペルがありました。（ここで結婚式を挙げられるのかな？）

お目当てのバラ園に行くには、ベゴニアガーデンに入らなければなりません。
ベゴニアガーデンの入館料は、なばなの里入村料とは別料金です。なばなの里の入り口で、1500円（入村料500円 + 里内利用クーポン券1000円） を払います。ベゴニアガーデンの入館料が1000円 なので、バラだけを見たい人にとって、このシステムはちょっとズルイ感じがしますが、ベゴニアガーデンを見て絶対損はないです！
私も最初は、別にベゴニアなんて～という気持ちでしたが、入り口の扉が開いたとたん、わぁすご～い！！！と感嘆の声をあげてしまいました。
ガーデンの温室は4部屋に分かれていて、最初は数千鉢の大輪の球根ベゴニアと、いくつものハンギング仕立てのベゴニアが迎えてくれます。次の部屋は、これまた数え切れないほどのハンギングのフクシアが、その愛らしい姿で魅せてくれます。（この時点で私、すっかりバラのことを忘れています） 3番目の部屋では、巨大なハンギングのサフィニアなどが、これでもかといった具合に咲き乱れています。


大温室を抜けると、小さなロビーの向こう側にバラ園が広がっています。
800種類4000本のバラ！まさに今が盛りという感じで魅せられました。名前は全然覚えられませんが（苦笑）。
同じ色で同じような花の形でも、違うんですね。バラって奥が深い…。

あっちを見てもバラ、こっちを見てもバラ。幸せ♪

真っ白なガゼボに真っ赤なバラ、あぁこんなお庭だったらな～と、ため息ひとつ。
アーチやポール仕立てのバラも素敵でした。

帰りに最後の温室の部屋を通ります。ベゴニアの下でゆっくりとティータイムを過ごせる空間になっていました。そしてベゴニアの花を浮かべた池。天井にはサフィニア、出口の扉の前にはフクシアが。

フクシアの前に、「見返りの花」と書いた看板が立ててあって、名残を惜しみながら写真を撮るスペースになっていました。そしたらどこかのおじさんが、「へ～、これ“見返りの花”っていうんだ！」と感心してました。あのぉ…（爆笑）

ベゴニアガーデンを出ると、ルピナスの群れが現れます。藤の花を逆さにしたようで不思議な花ですが、一面に広がるルピナスはとても綺麗でした。命名 『ルピナスガーデン』！


帰りに併設の花市場で、新たな花をお迎えしました。
　　ミニバラ、ルピナス（紫）、アレナリア・モンタナ、グリーンネックレス
（これって刷り込みされてるんだよね… ）


　　　なばなの里オフィシャルホームページ