*秋色の外苑前を歩く。

昨日11月3日は文化の日で祝日・休日なので久し振りに足を伸ばし、
深呼吸をしに外苑前に出掛けてみた。秋の外苑前はとにかく銀杏並木が綺麗で好き。
まだ、黄葉には早く緑濃き深い森のような風情だったけれど、それでも秋の日差しが
降り注ぐ場所はホンノリと幸せそうに柔らかく黄色く色付いていて…その様子を
みるだけでもこちらがホンワカしてくるような気分(笑)

真ん中に臨む絵画館もいつも通りドッシリと構えていてコントラストもいつもながら
お洒落！だし、なんと云ってもマナーも保たれているのが嬉しい…。

しかし、ここの銀杏の管理は凄いなといつもながら感心させられる。
都心でありながらこんもりとした森の風情を保ちつつ
あの独特な銀杏のカット？の仕方を保つ…見えない所で見知らぬ誰かの努力があってこそ
変わらぬ快適で素敵な場所なのだとあらためて想う。

また、ここに集う方々がここを本当に愛していて、綺麗に保とうと自然と振舞うので
清々とした気持ちに満ちていているのかもしれないとも思う。
人はこれだけ美しい物を守る事ができるのだと知ると嬉しくなる。

その片方で悲しい事実・現実を思う。

地震での被災者・台風での被災者の方々が一日でも早く心からの
笑顔を取り戻して欲しい…とあらためて祈りたい。

…。
来週からは恒例の神宮外苑「いちょう祭り」が開催されるので
人出も三々五々…少な過ぎず多過ぎず、ノンビリと散策するには最高の雰囲気で
なんだか嬉しかった。

暫く歩き、疲れたらベンチで休み…ボーっと過ごせた。

その後、最終日である「神田古本まつり」へ寄り、お目当てであった本を
数点買い込み、ズッシリとした本の重味を楽しみながら帰路につき

お昼は津田沼の旭寿司にて摂り、
(下高井戸に本店があるので下高井戸に住んでいた頃から気に入っているお寿司家さんの支店)

その後ちょっとだけ目の周囲だけマッサージをしてもらってから
せっかくだからやっぱり「丸善」に寄って新刊を物色(笑)
充実した一日を堪能して帰宅…という何時ものコースを歩いた。

朝焼けの夜明けの中で朝刊を開くと…
イラクで命を失った香田さんがご帰国されたという。

・・・米国では予想通りブッシュ勝利予想。
これ以上戦争犠牲者を出さないでと…願うのは私だけじゃないと
思うが…いやはやなんとも…溜息、一つ

…ふーー。

という感慨、一つ。


From★Eruzeッ Mint.mamu…★