※極力ネタばれ無き記述のつもりではありますが、これから
ご鑑賞予定のお方はスルーなさる事を推奨致します。
さすがにハリウッド…重厚で暗鬱な通奏低音を演出する「戦争」という「悪」が人の「暗部」(恨みや憎しみの気持ち)に作用してしまうと…悪夢が生まれ、モンスターまでが誕生してしまうのか…?との壮大なテーマ(?)にリアリティー満点、嘘っぽくなく挑んでいる。特に冒頭近くの爆撃シーンは「硫黄島」に近い迫力と悲惨さ…(--; で、胸が痛くなる程だった。
ハンニバルの生育暦の悲惨さに同情は確かに持ち得たが、しかし共感は持てなかった。戦争で大切な人を失った方々は数えられない程ある。しかしだからと言って、それを理由にその恨みを膨らませ私怨を果たす?のは如何なものか…ましてやその後、猟奇殺人鬼となってゆくのも甚だしく如何なものか。
今までのハンニバルとは違う「切り口」で意外だった。
だけど…だけれど…。
世には、「ハンニバル級」の異常者が溢れているので、全然「絵空事」には思えずちょっと寒気がしたのも事実…(スカーペッタ女史の検屍官シリーズにも通じてる部分かなと^^;)
ご鑑賞予定のお方はスルーなさる事を推奨致します。
さすがにハリウッド…重厚で暗鬱な通奏低音を演出する「戦争」という「悪」が人の「暗部」(恨みや憎しみの気持ち)に作用してしまうと…悪夢が生まれ、モンスターまでが誕生してしまうのか…?との壮大なテーマ(?)にリアリティー満点、嘘っぽくなく挑んでいる。特に冒頭近くの爆撃シーンは「硫黄島」に近い迫力と悲惨さ…(--; で、胸が痛くなる程だった。
ハンニバルの生育暦の悲惨さに同情は確かに持ち得たが、しかし共感は持てなかった。戦争で大切な人を失った方々は数えられない程ある。しかしだからと言って、それを理由にその恨みを膨らませ私怨を果たす?のは如何なものか…ましてやその後、猟奇殺人鬼となってゆくのも甚だしく如何なものか。
今までのハンニバルとは違う「切り口」で意外だった。
だけど…だけれど…。
世には、「ハンニバル級」の異常者が溢れているので、全然「絵空事」には思えずちょっと寒気がしたのも事実…(スカーペッタ女史の検屍官シリーズにも通じてる部分かなと^^;)
>戦争を考えるために、小林よしのり著『戦争論』を読んでみてほしい。ここが考えるスタートだと思う。
…ゴーマニズムという印象が強いという事もあり
小林よしのり氏の著作は未読です。
読書の傾向ほど、「個人的好み」が反映される領域はないのではないかなとも存じます。
ここが考えるスタートだと思う。