このブログを始めてから、自分の人生を振り返ることがとても多くなりました。
そして、それはとてもいい傾向だと感じます。
振り返れば振り返るほど、自分の愚かさを実感します。
おそらく借金のきっかけは大学生から始めた一人暮らしで金銭感覚が狂ったからでした。
特にアルバイトが原因です。
当時は結構割のいいバイトをしていました。
長期で入っていたまかないつきのお運びさんのアルバイトに加え、単発で家庭教師とパーティコンパニオンをしていました。
特にコンパニオンは1回2時間で5000円以上入ります。はっきりいって水商売です。ホテルや料亭の会食やパーティに同席して、お酒やお食事のアテンドをするだけでしたが、たまに個人的にチップももらえました。行き帰りはみんな一緒にタクシー移動するので、危ない目にあったことはありませんでした。
夏休みと春休みはバイト収入だけで軽く10万円超えていたので、学生時代だけは常に100万円以上の預金がありました。
おかげで、自分の欲しいものは気兼ねなく買うことができていました。
ホームステイをきっかけにクレジットカードを作りましたが、高価なものを買ったときもバイト量を調節して支払いはできていました。
そんなお金の融通がきく生活から一変、社会人になった途端収入が減りました。
氷河期と言われていた時期になんとか就職はできました。
当たり前のことですが、給料は提示された額面通りにもらえるわけではありません。バイト代からも所得税は引かれていましたが、社会保険を引かれることを初めて知ります。お金が足りないからとバイトなんてできません。
なのにしょっちゅう飲み会はあるし、洋服もますます必要になってくるし(そう思い込んでいた)、物欲はますます募ってきています。
入社してしばらくは、たりない分は学生時代に貯めたバイト代で穴埋めしましたが、数か月でなくなりました。
初めての夏のボーナスも全く足りなくて、入社1年経つ頃にはもうカードローンに手を出しています。
普通の人なら足りなくなればその分節約をして生活するはずです。
それすらできずに、社会人1年目からずっと浪費して借金を重ねました。
勤続年数が増えるとお給料も多少増えてきましたが、借金返済には全く追いつきませんでした。
6月から、住民税が給料から天引きされるので、7000円ほど手取りが減ってしまいます。
転職してお給料が増えたと喜んだのもつかの間、7000円の壁はおおきいです。
7000円も減ると、生活費として残るのは1万円以下です。最近少し残業も復活しましたが、毎月残業が発生するわけではありません。
もう二度と、借金は増やさないと誓ったので、このことに今から悩んでいます。
何より減るのが嫌だからって借金を増やすなんて、また昔の自分に逆戻りしてしまいます。
ここは給付金を待つしかないと思いますが、せっかく増えた給料が減るのも耐えられないけれど、もらった10万円を生活費として減らすのも悲しいものです。
それでも給付金が早くもらえることを願っています。封筒すらまだ届いていませんが・・・。