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映画評『ジョジョ・ラビット』

2020-02-09 08:42:00 | 映画評




今年初めて映画館で観た作品。

前半は、小ネタ・コント的にかわいく、面白く話が進みます。テンポも良いです。

戦争、ホロコーストをテーマにしているので、起こるイベントは深刻で残酷です。かわいい主人公の演技を楽しみながらなので、あまりつらくならずに観れました。

しかし、この主人公のあどけない姿にこそ、戦争の残酷さが描かれるんだな。最後まで観て、そう思いました。

主人公ジョジョの母親に、スカーレット・ヨハンソン。母親としてと社会人としての2つの顔を持つ女性。ジョジョへの愛の深さに、感動です。ナチに傾倒する主人公ジョジョと、それをよく思わない母親。でも、そんな考えを超えて、ふかいつよい愛情で繋がっているんですよね。

親子のドラマとしても、最高ですね。

音楽もよかった。ラストのDavid ぼうぃえの名曲「Heroes」が最高。戦争が終わったことの喜びと、子供や若者の明るく前向きな将来を感じさせてくれました。

ラストのシーンは、私にとって、忘れられないシーンになりました。忘れられないシーンが1つでもあったら、その映画は、最高の映画だ。私は、そう思うんですよね。

観た後に、いろいろ考えられる映画。面白いという一言では、すませられない映画です。

映画評『ドリームハウス』

2020-02-09 08:25:00 | 映画評


ダニエル・クレイブ主演のスリラー。謎解きしながら観たのですが、筋が読めそうで読めない、複雑なストーリー。最後まで楽しめます。

後半は特に難しい。でも、最後まで観て謎が解けたら、哀しい話でした。

ダニエルとレイチェル・ワイズの夫婦の共演が良い。悲しいけど家族の愛にみちたさくひん。

こういう作品には珍しく、また観たいと思いました。おすすめです。

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『007』シリーズのダニエル・クレイグ主演によるスリラー。郊外の屋敷に移り住んだのを機に頻発する奇怪な事件から妻子を守ろうとする男の姿と、その果てに待ち受ける驚がくの事実を活写していく。本作での共演をきっかけにダニエルと結婚した『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが妻にふんし、彼との息の合った演技を披露。また、『21グラム』のナオミ・ワッツが謎めいた近所の住人を演じて強烈な印象を放つ。家族愛を深く見つめたドラマとしても仕上げた、『父の祈りを』などの名匠ジム・シェリダンの手腕にも注目。

家族と向き合う時間を増やそうと、ウィル(ダニエル・クレイグ)は会社を退社して郊外の家に越すことに。父親以外の家族が殺害されたいわくつきの家だったが、妻リジー(レイチェル・ワイズ)や子どもたちと穏やかな日々を送れることにウィルは満足する。しかし、不気味な男が家の周辺をうろつき、子どもたちが幽霊らしきものを見たと騒ぐなど、不審な出来事が相次ぐ。そんな中、ウィルは向かいに住むアン(ナオミ・ワッツ)から、以前の居住者一家殺人の犯人が彼らの父親で、いまだに捕まっていないと教えられる。

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