2013年10月6日(日)、山梨県コラニー文化ホール。
「ゴスペラーズ坂ツアー2013~2014 "ハモ騒動"」
10/3の千葉県市川市を皮切りにスタートしたばかりの全国ツアー、
私の参加初日を迎えました。
当初は昇仙峡へ初秋ハイキングを予定していたところ
(ライブ前イベントがついにこの域まできた)
異動に関する手続きでどうにも仕事を挟まざるを得ない状況となり、
友人たちより遅れて、ひとり甲府へと向かいました。
相変わらずのドタバタした日々を過ごしていたので、
のんびり陽のあたる各駅停車の小さな旅は、まどろみタイム。
気持ちよかったなー。
仲間と合流して、名物のほうとう屋さんで腹ごしらえ。
ほうとう・・・うどんの仲間・・・と思いつつも、目にして魅かれた
「きのこおじや」をいただきました。
食べきれないと思っているうちにみるみる嵩がましてえらいことに。
前日が10/5(土)の大宮。
酒井さん誕生日、土曜日、首都圏近郊とあって大激戦。
日程発表のときにはおおっ!とテンションあがったけれども、
翌日でも充分いいじゃないかという気持ちにて。
そんな誕生日翌日ライブ、酒井さんの最後の挨拶では
「某、誕生日その日だけ祝うのは好きじゃない」という一言が(笑)
毎日を積み重ねて生きているわけで、という言い分もわかりますがー。
一年ごとの通過点だけどさ、祝われるのは嬉しいじゃない。
その挨拶も、朝に観た信玄餅のCMの話に。
昔ながらの雰囲気で、長年愛されていることを実感した酒井さん、
「いま机のうえに信玄プリンおいてあります。人生にごほうびは必要です!」
と叫んで締めた。
その日だけのバースデイケーキよりも、
いつでもあるけど、ちょっと特別な信玄プリンを食べる口実か?!
くおーー、この信玄プリン!
会場へ向かう途中に抜けた駅隣接のお店のショーウィンドウで見つけて
食べてみたかったのだけど、保冷制限時間が帰宅まで足りず、
かといって色々判断するには時間もなく、結局あきらめちゃったんだ。
持ち帰りをあきらめて、ライブ後に食べられるように買えばよかったっっ
酒井さんは今、本編終わってステージからはけた時に冷蔵庫から
おもむろに取り出して机においてきたんだろうかとか、ライブ中も忘れずに
「終わったら出そう♪」と考えていたのか、とかどうでもよいことが
気になるほど悔しかったのでした。
人生のごほうびとしてライブに来ているはずなのに(笑)
そんな酒井さんを受けての北山さん。
今年はメンバーの誕生日を全員忘れずにコンプリートした、と。
その時その場にいる人達を集めて「Happy Birthday」を歌って
動画をメールで送っているそう。マメ!
「昨夜、そうだと思って送信済みとなっているのを確認しましたが、
観ていただけましたか?」
と、くるりと背後振り返る。酒井さん、無言で30°くらいお辞儀。
てことは、特に御礼とか反応なく、なにくわぬ顔して同じステージに・・・
や、一連の感じが、北山さんらしいし、酒井さんらしい。
そんな北山さん。
皆さん色々あって来てくれていると思うんですが(笑)笑顔にこちらが励まされた、と。
苦笑いしつつ、なんかそういうことを言ってくれちゃうのに肩の力抜けちゃう。
前回までは上昇気流とかジェット的な感じのことがよく出る言葉でしたけれども、
今回は「愛のエネルギー交換」ですよ。てーぃ。
黒ぽんに、「愛の交換、の後じゃ話しにくい」と言わしめていた。
この日、ヤスが言ったひとこと、
「自分たちからは音以外の何かも出ていると思います。
それがみなさんのパワーになっていれば嬉しい」
うん、そういうことだと思う。
全部ひっくるめて、この時間、この空間を共有して、
歌から言葉から、たくさんのパワーをシャワーのようにもらって。
また、明日からまた元気でいこう、という気持ちにしてくれる、
自分もがんばろうと思えることは本当に豊かです。
つらつら書いていたら、ライブ本編にまったく触れられていないけど。
この「ハモ騒動」、予想通りというか、想定外も含むサカイ祭りでした!
それ以外にも、なりきりならこれだろうとハモる気満々だった「真赤な太陽」が
オープニングだったことにも気持ちよく裏切られた感じだったし
何より、ついに5色になって、目にも鮮やかハモり体現衣装だったし、
こんなところからー?!という曲も多々聴けて本当に嬉しかったし、
じっくり聴かせてくれる構成と、無料のはずが真骨頂すぎて面白すぎるコーナーも
灼熱の後半戦への流れも、大満足。
いまいちなりきりにのりきれなかった感はありますが。
すごく集中してみている割に、ふわーっとしてしまう瞬間もあって。
でもそれが強烈だったりもする。
その中でも最たる曲だったのが「Just the way you are」。
ちょうど一番上手でうたっていた酒井さんが目の前で、なんかもう。
もう。
中学生が辞書調べたら、真っ赤になると思うんです。
一曲、ぜんぶ、ほめ言葉。
一曲、ぜんぶ。ぜんぶ。
熱烈ラブソングのこの曲が終わったあとの、
私的にはサカイ祭りが早々とピークを迎えるかのようなタイミングで
ゆっくりかみふくめるような酒井さんのコメント。
ちょっと怪訝な顔してましたけど(笑)
ほめ言葉を奏でるひとを見つめたまま聴けるんだもの。
勘違いだろうと錯覚だろうと視力悪いだけだろうとなんだろうと、いいよねーライブって。
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