ごほうび2日目

行ってきました、人生2度目のネイルサロン。

母の行きつけということもあって、どんな仕上げをしてくれるか雰囲気も
わかっていたので、かなりおまかせながら、オーダー。

・今週結婚式が2件あるので、ちょっと華やかに
・職場でも派手すぎない
・爪はPCキーボード打つのに支障がない長さまで
・伸びてきてもあまり目立たない仕上げで

…お洒落はしたいけど、手抜きもしたい（笑）


「超」とか「微妙」という最近の日本語もこなすキムさんは、在日5年フロム韓国。
親切で気さくで明るいミセス。年は私よりちょっと下くらいかなぁ。

サロンはマンションの一室で、「うわー、こういう部屋にしたい」という見本みたい。
かなり好きな雰囲気。

壁のピンナップの仕方とか、ソファやクッションの置き方とかセンスがよくて。
ガーベラの造花を2本組み合わせて、ピンとテグスで4段吊って写真を数枚、
茎のところにピンナップしてたの、かわいかったな。

ファブリックもかわいいし、シンプル。イルムスとかin the Roomにありそう。
キレイな色のネイルやパールや道具が整然と並んでいて、それも楽しそうで。

うわー、これはこういうところでこの仕事してみたくなるー、と思ったのでした。


サロンのTVでなぜか流れてた「笑点」を私はたまに見ながら、
そして熱心に仕事中のキムさんが、たまに大喜利に「ふっ」と鼻笑い反応。
…さすがだ。

昨日もＳわちゃんと、違う国に来て仕事するってスゴイよね、と話していたんだけど
まさにキムさんも。

難しい言葉は全然わからないよ～、という彼女と、
神社のおまいりの仕方と、ネイリスト1級の試験会場の様子と、眼精疲労、
国際電話と携帯の値上げについておしゃべりしてきました。


手際よくすすめてくれて、1時間ちょっとで完成。
バイオジェルで、ベースになる色2度塗り、ラメ、トップコート2度塗り。
やっぱり厚ぼったくみえるけど、丈夫なのは何より！


じゃーん。


なんかぷくぷくした手だなぁ…　本気でやせないとリング入らない…
小学生頃、初めて手のモデルがいることを知ったとき「私も手タレになろう！」と
思ってたんだよな…なんでか。


現実の光（蛍光灯）の下だと、こんな感じ。



最初は雑誌とかで見て気になった淡いパープルにしてもらおうかなー、と
思っていたけど、結局ベージュに近いピンクを選びました。
伸びても目立たないし、服も選ばないしね。

こういう色に、ラメをちょっと入れるくらいのシンプルなのが一番！と、
キムさん推奨だったんだけど、これ！このお花！



粉状のプラスチックを、専用のトップコートみたいなので丸く筆にとってから
器用に、立体的にバラ模様に型作ってくれて…職人技だ。
乾くとホントにプラスチック。とれないんだって。あめ細工みたいでかわいい！


確かにこれは一度やってもらうと、次はどんなのがいいかな～、と
はまってしまうのもわかる気がする。

こちらのお店、スクールでもあるので習いにいっちゃおうかな。
習ったあとにどうするのか、ってのも考えどころだけどねー。


ちょっと指先が華やかになって、満足。


…なんだけど、仕事のことがよぎって、後ろめたく思える。
この1、2週間、ものすっごく現実逃避しっぱなし。

オーダーがきている仕事もちゃんとやらなきゃ、なんだけど、手を打たなきゃいけないことも。

「危機感とは＜ヤバイ＞と思うことではなく＜自分がやらなきゃ！＞と思うこと」

気になって開けた会社のメールに、今の状況をみかねた恩師の檄が
上司経由で届いていた。

情けなくってはずかしくって、逃げ出せるものなら逃げたくて。
やらなきゃ！と思っていても、足が動かない、頭が働かないのは、なぜ。
…具体的なことをきちんと考えられていないからなんだろうな。
…って、自分で結論付けて終わらせちゃうのもよくないんだろうな。

大風呂敷広げて、理路整然と詰める。ああ、アタマがやわらかい発想の人になりたい。


明日の支度してから、仕事するか。