On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

久々の出張

2006-06-27 00:29:10 | Diary

      

今日は浜松・静岡への2ヶ所を日帰り巡業出張でした。

いつもなら営業所の人に駅まで迎えにきてもらうところ、
9:30浜松入りを予定していたので、朝会中に抜けてもらうのも悪いなと
「営業所までバスでいってみよう」と大雨の中ひとり打って出たのが
マチガイのもと。

普段、社員の通勤経路とかを問い合わせたり計算したりしています。
静岡・浜松は車社会だから、通勤も車だけれど、通勤手当としては
公共の交通機関使ったらいくらかかるのか、で算出しているので
もともと使わない経路を皆に申請してもらっていることになります。

それがどうにもお互いつかみにくくって、こちらも土地鑑ないゆえ、
問い合わせるにも的外れになりやすい。
実際にはどうなっているのかを、自分で乗ってみたかったのでした。

駅前のバス案内所で、おじさんにどのバスに乗るか確認していたら
のんびりしたおじさんが「えーっと…」と地図を開いて、時刻表確かめて
くれるまでにかかった3分ほどのうちに、目的地の真ん前に着く
1時間に1本しかないバスはちょうど行ってしまって。

でも、いいことにしよう。1時間に1本しかないバスは利用不可と決められたから。
乗り継ぎする、と申請されても現実的ではないので却下です。

ということで、
目的地の手前で別の方向へ曲がってしまうバスに乗ることにしました。

バス停1つ分、歩けばいけるというおじさんが、
「○○病院の次ね、××町で降りて」と指差す地図にあるバス停は△△町。
「ん?○○病院の次の△△でいいんですよね?」と聞いても、「そうそう」という
曖昧な返事が返ってくるので、打ち切る。
不安を抱きつつも、いつも書類で見慣れた最寄バス停△△で降りよう…と決める。

どうでもよいことですが、そのおじさんの小指の爪だけが異様に長かったのが
ちょいと受け付けられない感じ

駅から乗って15分ほど、という言葉通り、順調な道のり。
途中のバス停は割とびゅんびゅん通過していくので、「次は…」というアナウンスが
流れたら、ボタンを押したくて仕方ないコドモのように速攻でピンポンしよう…と
ムダに緊張してみる。

このバス、おつりが出てこない両替式。
「降車時の両替はご遠慮ください」というアナウンスが流れていたのに
気づいたのは自分が降りる予定のバス停のすぐ手前。
信号待ちで両替しようと思いつつも、立ち上がった瞬間、青になり、今度は
「バスが止まってからお立ちください」というアナウンスに、足止め。むむ。

結局降りるときに、両替~…ヘンに手が焦りました。

降りた、というか降ろされた場所は、住宅街のど真ん中で、

・・・何もない!バス停がない!(驚)

 あとで聞いたところによると、バス停は上り・下りのどっちか一方にしか
 ないことがよくあるんだそうで。
 ないところでは降りられるけど、乗ることはできないと教えてもらいました。
 そりゃそうだ。


びゅーっと走り去っていくバスにとり残され、ここはホントに△△なのか
確認もできず、どっちに向かっていいやら。
方向音痴なわりに、地図も持たず無謀なことしたなぁ、と早速後悔。

頼りないかすかな記憶の、営業所のある風景はどこに?!

とりあえず目印になるものの見当をつけ、車の通る音がする大通りを目指す。
そこへ、相当な大粒の雨。足元はびしゃびしゃです。
ストレッチのきいたパンツなので、水を吸って縮んで丈が短くなったような…

しばらくして、持っていた手土産の亀屋万年堂のナボナの包みが
雨に打たれてよれよれになっていることに気づく。

こんな中を、北山さんは傘なしで出かけたりするのかい!と思いつつ
黙々と延々と、心細く歩くこと10分ほどで、目的地が見えてきました。
すでにこのとき9:45。
営業所には「近くまでバスで行きます」とメールを入れていたので
どこかで迷子になっているのでは疑惑で持ち切りだった模様。

やっとこさ、営業所のあるビルの前の信号を渡っているときに、
ついにナボナの紙袋が破け、取っ手がぶちっと切れる。
2営業所分のナボナ40個を抱きかかえ、気持ちは半べそです。

破れた紙袋を片手に、ナボナの箱を大事に片手に抱えてよろよろと
現れた姿をみて「何やってんの!」と後輩は吹き出してたけど
もうー。おみやげは死守したんじゃ。
自分のバッグなんてびしょぬれよ。

10:00からの研修開始にはなんとか間に合いましたが、
到着するなり話し始めたので息があがる…

1時間、研修して、その後は人事異動関連の打ち合わせ。
昼もはさんで、15:00まで。しゃべりっぱなし。

このお昼に食べたのが、「マーボーラーメン」…初挑戦。
坦坦麺に、麻婆豆腐が入っている感じでしたが、とにかく辛い!

でも美味しかったし、陳健一さんのお店だったので、雰囲気も良かったです
でも辛くてしゃべりっぱなしなので、ノドには、まったく優しくありません。


次の目的地・静岡へは16:30入りの予定だったので、
浜松から、営業所長さんの車で静岡までびゅーっと同行。
高速に乗って、45分くらい。80kmほど離れているのを考えると、
この2ヶ所をひとりで切り盛りする所長さんには本当に頭が下がる。
…130kmくらい出して走ってましたね…

車の中でも、話の続き。しゃべりっぱなし。

静岡で17:00~1h、研修。
18:00からプロジェクトの打ち合わせ。
さらに、新宿の営業所の人事のことで、電話打ち合わせ。
…しゃべりっぱなし。
「miho、何時に帰るの?」と言われた時点で、すでに20:00。

軽くごはん一緒に食べていこうよ、と所長さんと駅前の回転すし屋さんへ。
30分突貫です。
静岡の桜えび、そしてシメに食べた大好物の穴子!とろけんばかりでした。
昼も夜もごちそうになってしまった。

またねーと、新幹線に乗り込んだのは20:57。
あーーーよくしゃべった1日だったーーーー。

静岡からだと、新横浜までは、1時間ちょいです。
席周辺のおばちゃん軍団の声に負けないくらいの結構なボリュームで
ゴスを聴きながら、うとうとしてたのであっという間。

その後乗り継ぎもスムーズで、最寄駅まで母に車で迎えにきてもらったので
22:30過ぎには帰宅しました。


…なぜ迎えに来てもらったかといえば、あんなにも朝、浜松で
大活躍?だった傘を、浜松営業所に忘れてきてしまったからなのでした。

静岡営業所から帰るときまで気づかず。

コンビニで買った傘だったけど、好きな水色で、ジャンプ傘という
結構愛用していたものだったので、これはショック。


この1ヶ月で、傘を忘れてきてしまうの、2回目です。
今までこんなことなかったのにな~…

学生の頃、傘屋でアルバイトしていたので、傘への愛着は人一倍だったのに。

はぁぁ、長い1日でした。


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