On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

本入所契約

2022-10-02 11:00:00 | Diary
くるに違いないと構えていた退団発表と同日に、まさかのスピードで祖母の本入所決定の連絡あり。

40人待ちと聞いていたのに?!

保育園の待機児童のように、待機されている方がいるのか…と
入所できるというか、空きの出る理由からすると
それを待つのもなんだか切ない。

けど、長くなったショートステイで生活が変わった祖母が、この先我が家で同じように生活できる可能性は残念ながらもうない。
日々足腰も弱くなり、トイレやお風呂も我が家の設備と家族の介助ではもう厳しい。

それを考えると早めに申し込んでおかないといつまでも入れない…と
本入所を申し込むことにした。

私の骨折からなし崩し的に施設に入ることになってしまって、
祖母はどう感じるだろうというのが一番の懸念。
面会にいけば、みんな親切だから大丈夫、というけど本音は早く帰りたいんじゃないかな。
私の足が治るのを待っているんだろうな。

色々葛藤しつつも、お互い安全に暮らす、ということを考えたら
やはり祖母はプロに、整った設備のある場所でお任せさせていただくのがいい。
私も健康に暮らすために睡眠時間の確保が必要。
いつまで続くかわからない介護を乗り切るには人の手を借りないと、ほんとに共倒れを起こす。

でもなーばあちゃんごめんね、本人に相談もしないで、という気持ちが最後までありつつ。


祖母の場合には、ショートステイでお世話になっていたところに希望一本で
申請を出したほうが通りやすいとのこと。

これは保育園と真逆の発想…
要介護レベルごとに待機がカテゴライズされていて、その空き状況によるんだろうな。


住んでいる区、近隣の区はすでに埋まっていて
ショートステイも電車とタクシーで小一時間のところ。
市内で一番特養ホームの多いところでもある。

コロナ禍で、面会もままならず、頻繁に会えるわけではないから
多少遠くても、施設のケアマネさんや介護士の方が親身になってくれるところ、
祖母も多少は慣れたところがいいだろうと今までお世話になった地域のケアマネさんと母と相談して決めました。

それが9月の上旬。申込締め切りの中旬に向けて申請書を整えてから
ほんの数週間で決定連絡がきて驚き。

本日手続きとなった。

手続きに施設に行っても面会できるわけではなく、
ちょうど食事時間にかかったところで、ケアマネさんが
窓際まで祖母を連れ出してくれた。

のを、階下から手を振る。



見えてるのかな?わかるかな、この距離で。

いま手続きしたよ、ずっとここで生活することになるよ、と
直接話せないのが、さびしいわ。

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