「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『センス・オブ・ワンダー』

2005年10月19日 | Ecology
『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン・著、上遠恵子・訳、新潮社)  情緒ゆたかな文章と詩情をそそる数編の写真に彩られた小さな本である。著者はレイチェル・カーソンというアメリカ人女性である。写真で見るかぎり物静かな感じの女性だ。しかし、彼女の四冊目の著書となった『沈黙の春』は、たぶん彼女自身も予想していなかったであろうが、世界に大きな衝撃を与えた。世の人々に環境破壊の実態を知らしめたから . . . 本文を読む
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