「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『グリム・アンデルセンの罪深い姫の物語』

2007年01月31日 | Yuko Matsumoto, Ms.
『グリム・アンデルセンの罪深い姫の物語』(松本侑子・著、樋上公実子・挿画、角川文庫)   中高生のころは、いずれ自然科学を専門的に勉強して優雅な研究職に就きたいと考えていた。一方、家庭では美しくて優しい“処女”の女性と結婚し、二人くらいの子どもをもうけて、小さな一軒家で幸せな生活を営みたいと思っていた。その後、身近に大学教授や大学院生を見ることになり、研究職が優雅さからは程遠いことを知った。それは . . . 本文を読む
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