ロシアで中古車市場が22％増 メーカー別ではトヨタ車種が第二位

3月にロシアでは中古乗用車の販売台数が前年同期比22％増加した。ロシアメーカーAvtoVAZ（主要車種LADA）に続いて、メーカー別販売台数ではトヨタの中古車が第二位となっている。ロシア通貨ルーブル安による輸入新車価格の高騰を受けて、中古市場での需要が増加している。4月11日付でCar.ruが伝えた。
2020年第一四半期（1～3月）で前年同期比８％の増加となっている。同時期のロシア中古乗用車市場の平均価格は43万7100ルーブル（約6120＄）であるが、地域によって平均価格には大きな開きがある。最も平均価格が低いシベリアのオムスク市では35万2600ルーブル（4936＄）であるのに対して、モスクワの中古車市場平均価格は72万5000ルーブル（1万150＄）である。
　最も販売台数の多い国産車種LADAの中古価格は平均で15万9900ルーブル（2239＄）であった。中古車市場で最も人気の高い外国メーカートヨタの車種（カローラやカムリなど）は平均1万1620＄の価格帯である。そのほか外国メーカーの車種ではHundaiやKIAの中古車の販売台数が多い。（4／11）

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