それぞれの人に、それぞれその苦しみや悲しみや幸せがある。
自分の手にひとつだけある小さな世界、みんなそれを守りたくて、誰にも侵されたくなくて、
それゆえ他を理解することが難しい。
だからこそ寂しさは深まり、だからこそ他を蔑み、だからこそ他を求めてしまう。
永遠の堂々巡り。
一巡りごとに距離が縮まる事を願いながら、交わることで傷つき、疲れ、同じ仲間で固まっていたいと思う。
【汝、星の如く】
この本は、とても考えさせられる名言が多いと好評と知り
興味本意で読んでいる。
うーん
確かに、、、。
ストーリーとしては、しがらみや手枷足枷的なものを感じられ、ちょっと重いなと思ったけど、
思いのほか、のめり込んで読んでいる自分がいる。
だから小説って面白い。
わたしも、こんな経験あったなあ
いつも心で泣いていたなあそれを鮮やかに思い出す。
笑っている時って、なかったに等しい。
もちろん、心の中の世界での繰り広げられることだから 表向きは分からないわよ。
能天気にしか見えないはず。
でも 心は違ったという事が続いた。
だからこそ、嫌悪する
何に対して嫌悪するのだろうか
その固まった塊に 嫌悪するのか
その時の自分に嫌悪するのか、、。
それとも両方に嫌悪するのか。
?
そんな事もあった。