縁日に集う人たちが賑わいを見せている、大通りに面した交差点、ガードレールに腰掛けて、誰か知り合いが来たらば一緒に行こうと企んでいるのだけれども、しかし、いつまで経っても誰も来ない。来たら来たで続けザマ。幼なじみが来たともったら、通りの向こう側に(大学の)先輩の姿が見えて、その先輩を呼び捨てにして(本人には聴こえないと云う理由から、しかし、本人に聴こえても、ノリで許されるくらい親しい先輩 ← 現実に実在し、設定も一諸)こっち側に来たらば、三人で連れ立ち、お祭りに行こうと画策していたら、次の瞬間にはもう、被災地慰問の巻@夢中であった。しかし、少なからず前後に於いて連関があるのだなと感じるのは、坂道を二人で登っているのだけれども、「(先程述べた)先輩と顔が似ているから、他人とは思えない」、只、それだけの理由で、スーツを着たリーマンと二人して歩いているからである。「これだけ海抜が高ければ、津波は来なかったでしょう?でも、上に行くに連れて、どんどん寒くなりますね?」と話し掛けると、「えぇまぁ…。でも、いつものことですから。」。通勤途中の、その、先輩にそっくりな人物とその人の自宅前から連れ添い歩いているのだけれども、傍ら、田舎の高地には到底似つかわしくない、アメリカのSF映画に於ける悪の組織の総本部みたいな高層ビルディングがあって、その横は畑なのだけれども、一面、高さは50センチばかりある、氷砂糖と相似形のクリスタルグラスと名づけられた(と云う認識のある)植物?が群生してい、荘厳な雰囲気を醸し出していた。坂道に面したファサード、昭和ノスタルジー漂う木造家屋のぬりえ屋看板娘候補、おかっぱスタイルで、無垢なソウルの息吹きを、その、穏やかな語り口と、緩やかな動きで揺れ動く頬の赤らみから全身全霊で発散しながらドテラを羽織りテレビのインタビューに答えていて、「坂道で疲れた人が一休みして、いつも買って行ってくれるよ。」と、話していた。ここは熱海並みに急傾斜が続く丘陵地のようである。白状すると、実は、今回災害を蒙った場所は大学時代を過ごしたマイセカンド故郷であり(← 現実に於いての話)、その事実を孕む初期衝動による行動をするオレは、@デパートとデパートをつなぐ連絡通路、に、移動したらしく、今現在、いるのだけれども、住所別に各地の被害状況が貼り出されているので、自らが住んでいた居住区を案内人に告げ、それが貼り出されている場所に連れてってもらうと、オレが住んでいたアパートの真上に先日まで住んでいた人が、今も行方不明だと云う内容の記述があった。のだが、一度その場所を離れ、再確認の為にその貼り紙のある場所をまた探したのだけれども、幾ら探しても二度と見つからなかった。それからすぐに場面は変わり、空港のロビーにいて、如何やら、ドリフターズのメンバーと国内線に乗ってオレは帰るらしい。ドリフ基準で生活を送り、他の何事よりも“ドリフ大爆笑”を最優先事項にしているNEWEST DAYS最近のオレに取っては、念願の邂逅である。ヴァージンフライトに緊張するオレは、(何故か存命中の)チョーさんに、「パスポートはいらないですよね?」と訊こうか?訊こまいか?また、「パスポートをパスポートと言おうか?旅券と言おうか?」思い煩いながら、その、いかりやの存在感に萎縮している。他のメンバーも無言で佇み、ヒジョーにおっかない。ま、ユングだったらこの夢如何分析するか知らんが、、、ディスストーリー・ベースドオン・マイ・“スウィート”・ドリーム。
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