SILENT NOIZE絶唱、其ノ八百弐拾弐

2007-11-27 02:14:07 | 句形の夢は縦書きで
【NOTHING】

誕生日などのイベントが煩わしい
動物を可愛いと思ったことがない
お楽しみ会を心底楽しめない
学園祭の雰囲気に嫌悪感を憶える
(だから、一度も参加した事がない)
学生時代に楽しい思い出がない
(だから、同窓会に一度も行かない呼ばれない)
宗教に対して悉く憎悪感を持っている
ボランティアなんて死んでもやりたくねえ
何でオレだけ?とよく吐く
こいつら全員死ねばいいのにとよく思う
周りの人間が全員敵だと思っている
声が小さくて聴き取りづらい
人間として如何かと思うよ?とよく言われる



SILENT NOIZE絶唱、其ノ八百拾四

2007-11-27 00:48:12 | 句形の夢は縦書きで
【作風】とりわけ現実逃避的ダメ人間的弱音の吐露を得意とし、AKARASAMAなる比喩と浮世に対する曖昧な批評に堕落し切ったイメージを駆使した意味不明のフレーズ連発で現実世界に挑むも悉く連戦連敗、言葉は揺らぎ、意味は既に乖離、韻には踏まれた。無学文盲無知蒙昧、屈強なるKANCHIGAI精神に支えられたその作風にZERO年代以降の文明に決定的な影響は勿論与えず、人生経験の醜さを只管披瀝、その活躍の領域は脳内世界にも及んでいた。辞世の句は、「腐乱死体を俯瞰したい」(!)だった。作品は一貫して破れ被れを貫いた。有害ルネッサンスの志半ば、一昨年、人知れずひっそりと亡くなった。(合掌)【WIKIPEDIA小林恭吾項目より】