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7/7 Diary<帝都>

2019-07-07 17:39:47 | Diary

7/7 Diary<帝都>

数日前に、CSで映画の「帝都物語」と「帝都大戦」を放送していて、時間的に「物語」は観れず「大戦」だけを初めて観たのだが、最後までの視聴は無理だった。これは子供の映画? にしては血が激しく出ていたが。

荒俣宏の原作を読んでいないので断定はできないが、アラマタさんがこんな粗い話を書くわけもないので、相当に原作を省略したものだと推測された。

そうはいっても、国を戦力という角度だけでなく、合わせて霊力をもって守護をするという発想、そこに平将門を絡めてくる等、さすがに荒俣さんである。骨子は面白い。読んでいないことを後悔している。いずれ読みたい。

とここまで書いたのは7/2で、途中までの下書きのまま放っておいたのたが、今日の朝、「帝都物語」の方をやはりCSで放映していたので観た。監督はウルトラマンの実相寺さんであった。
しかし「大戦」よりはよかったが、原作を超えるものではないのでは。というより、原作は長くて難解だから「ずっと易しく面白くした版」という解釈でよいだろう。いやそれ以前に、私がこういったエンターテイメントを楽しめる齢ではなくなったということ?寂しい。

ちなみに、特撮はよかった。原田美枝子もよかった。大物俳優たちがさらっと出ていた。H.R.ギーガーが関わっているというクリーチャーは十分に気持ち悪かった。

最後に、「帝都物語」より荒俣宏の思想哲学人生のほうが1万倍面白いのではないだろうか、と思う。あの人のエピソードを少し読んだだけでも奇人変人ぶりが突出している。
以前、阿佐ヶ谷のトンカツ屋で独り無心に頬張っている姿を見かけたことがあるが、あのマナティみたいな人に濃い歴史ありで、ホントに不思議な人だ。
今日は七夕。雨。
E V O L U C I O

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