[添付動画はDaVinci Resolveで編集したもの]
最近、DaVinci Resolve (ダビンチリゾルブ)なるフリーソフトとして使える動画ソフトを使い始めた。
今までは有料のfilmora(フィモーラ)を使っていたのだが「タイムラプス」でネット検索しているうちにDaVinci Resolve に行き当たり使い始めた次第。
このDaVinci Resolve はプロ向けの動画ソフトでかなりの高機能だが一人で使う分には無料で使えるという凄い・素晴らしいソフトウェア。
(ネットワークを使って複数人で編集する必要があるなら有料になる)
<DaVinci Resolveで編集したyoutube動画>
※「ペルセウス座流星群」の動画は少々企業秘密の技を使って流星が見られる時間を通常のタイムラプスよりも長めにしている(つもり)
そんなDaVinci Resolveを2週間ほど使ってみた感想は、
デメリット
a)あまりに高機能すぎて使いきれない可能性がある。
(photoshopのレイヤーを使った編集を使っている人や高機能ソフトを使いこなすのが好きな人なら問題ないと思う)
↓
[一方で基本的な機能だけ使うなら、むしろ有料の動画ソフトを使うよりも簡単かも?!]
b)高度な編集をこなすには「フュージョン」や「ノード」を理解する必要があり複雑。
(ただし、使いこなせれば有料ソフトでもできないことまで可能になる)
c)「フュージョン」や「ノード」を使うにはグラフィックボードが高性能でないとフリーズしやすい。
(プロ並みの編集をするのだから当然といえば当然)
d)有料ソフトなら1~2クリックで済む機能が複数のキーまたはマウス操作を必要とする。
メリット
1)windows・Mac両OS用にソフトウェアが用意されている。
2)無料でできる範囲でもかなり高機能。
3)タイムラプス用のファイルを全選択してDaVinci Resolveにドラッグ アンド ドロップするとそれだけでタイムラプス動画が完成してしまう。
4)DaVinci Resolveが対応しているRAWファイルなら直接RAWファイルを ドラッグ アンド ドロップするだけでタイムラプス動画が完成してしまう。
(マシンパワーが要求されるがRAWファイルのjpeg現像をすることなくタイムラプス動画が得られるのは凄い > 2000枚当たりのRAW現像にかかる5~6時間を節約できてしまう恐ろしさ)
5)動画どうしの連結・文章の入力・音楽の挿入ていどなら難しいフュージョンやノードを使わずに可能。
6)動画の出力(DaVinci Resolveでは「デリバー」)が有料ソフトよりも早い。
7)DaVinci Resolveの手振れ補正(スタビライゼーション)は驚くほど高機能で手振れを補正してくれる。
(個人的には有料ソフトの手振れ補正でもこんなものかと諦めるレベルの上を行く)
8)youtubeやネット上で「ダビンチリゾルブ」で検索すればソフトウェアの使い方がいくつもヒットする。
(教えてくれる人が実質無限にいるようなもの、個人的にも使い方のほとんどはyoutubeの動画を見て覚えた)
以上から、
・動画編集したいけれど有料ソフトに手が出しにくい人。
・有料ソフトを使っているけど機能の限界を感じている人。
そんな人なら是非一度使ってみることをお勧めしたい。
<公式サイト>
Blackmagic Design Pty. Ltd ダビンチリゾルブ
(サイトの一番上にダウンロードへのジャンプ用のボタン、一番下にソフトウェアダウンロード用ボタンがある)
<ダビンチリゾルブ関連リンク>
Edit Kingdomさんのダビンチリゾルブ関連アップロード動画
(分かりやすく声が聞き取りやすい)
追伸
最近7年ほど使っていたPCが壊れた。
壊れたのはCPU・メモリー・マザーボードのいずれか、もしくは幾つか、はたまた全てと思われる。
思い切って4K編集を前提にしたBTO(受注生産≒ショップブランド)PCを購入した。
(BTOなら同等性能の有名どころメーカーPCの半分ほどの費用で済む)
選んだCPUはAMDのRyzen(ライゼン)
このRyzenはintelならcore i9と同等性能なら1ランク以上安いRyzen7で、core i7と同等性能ならRyzen5と下手をすると万円単位で安くできる。
しかもRyzenはメモリーの使い方も上手いようでintelなら32GB必要なシステムでもRyzenでは半分の16GBで済むので数万円単位で安く上がる。
(個人的感想+ネット上での評判)
昔(経験的には25から30年前)はAMDのCPUだとうまく動かないソフトウェアが多かったものだがRyzenではそんな使いにくさは感じない。
ちなみに私はRyzen9に64GBメモリーだがメモリーは半分の32GBでよかったと感じている。
(タスクモニターで監視するとメモリー使用量が45%を超えることがない。)
『DaVinci Resolve のみならずAMD Ryzen恐るべし』
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