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写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

新型コロナウイルスに負けたくない、2021年の大型連休の過ごし方は「おうち時間」になりそう

2021-04-25 | 新型コロナウイルス

[写真は蔵出し]

今回の内容はどちらかというと自身のための備忘録。

[ただ車のメンテナンス(メインテナンスと言った方が良いだろうか)に興味がある方には耳寄り情報があるかもしれない。]

 

 

<<はじめに>>

 

私が住んでいる場所は関東南部で新型コロナウイルス感染者が比較的多い。

そのためこれからの大型連休に向けても他都道府県への出入りを控えるよう要請が出されている。

となれば基本的な過ごし方はモラルからするとやむを得ない状況を除いては「おうち時間」になる。

 

せいぜい出歩くとしても心と体の健康のためにとどめることになる。

感染防止対策をしたうえで、

 

a)近所の散歩や公園を訪れて写真撮影をする。

b)最近撮りためた写真や動画の整理編集をする。

c)衣替えをするついでに要・不要の選別と整理をする。

 

そして

 

d)車検が間近な愛車のメンテナンスをする。

 

 

私の車は購入してから15年を過ぎ、数か月後に車検を控えしかも総走行距離は10万kmを超えている。

そのため今年の大型連休は100km超えの遠出するかどうか迷っていたのでいい機会ととらえる。

 

さて10万km超えの車検を迎えるのに当たり自分でできることはやっておいて少しでも出費を抑えるのが一番の目的。

 

10万km超えの車検で交換をした方が良いとされる項目をピックアップしてみる。

ピックアップには必須5項目とその他の項目に分けて初めに大雑把な項目を紹介。

その後で自分でやるやらない・車検整備工場に任せるかどうかを検討することにする。

(実際には過去2カ月間で既に終えている項目がある)

 

<必須5項目>

1)スパークプラグ(点火プラグ)の交換

2)ウォーター(エンジン冷却水)ポンプの交換

3)バッテリーの交換

4)ショックアブソーバーの交換

5)オルタネーター(発電機)の交換

 

<その他の項目>

I)AT(オートマチック)オイル=ATFの交換

II )エンジンオイル・フィルターの交換

III)シリンダーヘッドガスケットの交換

IV)インダクション(点火)コイルの交換

V)ブレーキパッドの交換

VI)足回りのブーツ関係の交換

VII)ワイパーゴムの交換

 

 

<<自分でやるやらない・車検整備工場に任せるかどうか>>

 

各項目ごとに検討・紹介してみる。

 

1)スパークプラグの交換

既にイリジウム・プラチナ(白金)電極のものに自身で交換済み。

 

イリジウムプラグをうたい文句にしているプラグがある。

でも長寿命を狙うならイリジウム・プラチナ電極タイプが必要。

プラグの電極には(+)と(-)がある。

片側がイリジウムという金属でも相手側が通常の電極ではロングライフではない。

相手側がせめてプラチナでなければロングライフにならない。

普通乗用車でイリジウム・プラチナ電極タイプなら10万km、軽自動車で5万kmメンテナンスフリーになる。

(さらに高級なプラグなら普通車で12万km、軽で6万km)

それより安いプラグだと普通乗用車でもって4万km、軽だと2万kmで交換した方が良い。

 

ちなみに愛車は燃費や走り(パワー・トルク感)がスパークプラグを適時交換する限り購入当初と遜色ない

 

2)タイミングベルトの交換

大昔(40年ぐらい前)の車はカムシャフトのベルトにはチェーンが使われていた。

でも現在は極一部を除いてゴム製ベルトの時代。

これは10万kmごとに交換を推奨されている。

 

ただ、10万kmを過ぎたからすぐ切れるというわけではない。

また、10万kmより手前でも1カ月に一・二度以下程度の乗り方ならもっと早いタイミングでも切れる。

私の場合は週に数回乗り現在10万1千km弱なので明らかに替え時。

個人的にピットや昇降機を持っていないのでこれは車検時に整備工場にお願いする。

 

3)ウォーターポンプの交換

ウォーターポンプの故障はオーバーヒートを招く。

ひとたびオーバーヒートをすればエンジンへのダメージは甚大。

生半可な修理ではすぐ次のエンジントラブルを招く。

 

そして車種(エンジン)にもよるが多くの場合はタイミングベルトを交換するとき一緒に変えた方が効率が良い。

多くの場合、タイミングベルト交換はピット作業またはリフターで車を持ち上げての作業になる。

ウォーターポンプの交換も同様。

さらにタイミングベルト交換やウォーターポンプ交換はエンジンオイルと冷却水の交換を伴う。

それが同時にやっておいた方が良い所以。

 

4)ショックアブソーバーの交換

一昔前ならショックアブソーバーの交換は5万kmごとが推奨されていた。

でも現代ではそれが10万kmごとの推奨にのびている。

 

自分は荒れ地や段差を超えるときは速度を落とすなど大事に乗ってきたつもりだ。

それでも最近は段差での揺れの戻りが明らかに悪い。

車検を機に整備工場にお願いすることにしている。

(40歳代までなら自分で交換していたが還暦が見え始め体力の衰えを感じる昨今、お任せした方がよさそうと判断した)

ちなみに交換時期に達したショックアブソーバーを交換せずに走り続けるのは危険。

ショックアブソーバーが吸収すべき力を他のパーツが受けることになる。

これがショックアブソーバー周辺の部品やともするとシャーシへのダメージになり後々修理費がかさむ恐れがある。

 

5)オルタネーター(発電機)の交換

オルタネータの交換は正直迷うところだ。

ただ私の車の場合、最悪自身でやろうと思えばできないこともない場所にある。

(ただし、ゴムベルトの取り外しやシャーシーパーツの扱いが難しい)

自分はバッテリーを容量アップし、かつサブバッテリー(+サブバッテリーチャージャー)を積んでいる。

走行中はバッテリーとサブバッテリーの電圧モニターをしている。

それから判断するに今回の車検では必要なしと判断している。

 

<その他の項目>

 

I)ATFの交換

10万kmを超えるとATFの場合は車検対応の整備工場でなければ交換できなくなるはず。

そのため個人的には10万km手前で近所のカーショップで交換済み。

 

II )エンジンオイル・フィルターの交換

必須5項目に関係するがタイミングベルトとウォーターポンプ交換に際しては必ず交換が必要になる。

一応個人的には先般のATF交換時に一緒にエンジンオイルとフィルターの交換を済ませておいた。

なので車検時には整備工場から是非がない限りエンジンオイルのみ交換する予定でいる。

 

ちなみに愛車はターボチャージャー付。

そのため最長でも5000km、しばらく乗っていないときは3000km未満でエンジンオイルを交換してきた。

オイルフィルターについてもエンジンオイル交換、2度に1回の割合で済ませてきている。

(よほどハードな扱いをしない限りオイルは安いものでよいので早めの交換をした方がエンジンには優しい)



 

III)シリンダーヘッドガスケットの交換

10万km前後で一度チェックしておいた方が良いのがヘッドガスケットからの漏れ。

漏れが生じていて放置しておくとエンジンオイルの減りが速い、エンジン周囲を汚すなどが起きる。

場所によってはプラグやインダクションコイルなどの伝送系を汚して点火不良・部品故障を起こしかねない。

これはエンジンルームを定期的にチェックし特定のプラグやインダクションコイルだけに油汚れがついていないかを見ればわかる。

個人的にはスパークプラグの交換時にエンジン清掃しインダクションコイルの汚れと絶縁チェックをし問題ない。

 

IV)インダクションコイル(点火)の交換

先の通りスパークプラグ交換の際に確認すればよい。

(または交換を工場などに依頼するとき一緒に確認をお願いした方が良い)

最近の車は1気筒当たり1本のインダクションコイルを装備している。

3気筒エンジンなら3本、6気筒なら6本。

(昔はインダクションコイル1個でデストリビューター(分配機)経由で各プラグへ)

しかも純正品は車種(エンジン)にもよるが1本当たり1~3万円前後する。

安い非純正品も販売されているが購入するにあたっては口コミ(レビュー)を見ることをお勧めする。

物によってはすぐに故障して「安物買いの銭失い」になりかねない。

 

V)ブレーキパッドの交換

動きの三大要素「走る・曲がる・止まる」の中で最も大事なブレーキ。

車が動かなければ、止まっているならハンドルが効かなくても事故は起きない。

でも動いているものが止まらなければ事故が起きる。

自身で交換する自信がなければ整備工場などに任せた方が良い。

 

また、フェード現象(下り坂などでブレーキをかけ続けた結果ブレーキが利かなくなる)を経験しているならブレーキフルード(オイル)の点検や交換を考えた方が良い。

フェード現象を起こしたブレーキフルードは内部に気泡が残っている可能性がある。

この泡あることで再びフェード現象を起こす可能性が高まっている。

 

VI)足回りのブーツ関係の交換

 

ブーツの交換は1個当たり数千円程度で済む。

内部にはグリスが入っている部品(部分)もあり交換は設備が整った整備工場にお願いした方が無難。

そして下手にけちると高価な部品(例えばベアリングやハブ)の故障につながる。

経験的には車検2・3回に1度に数か所の割合で交換してもらっている。

 

VII)ワイパーゴムの交換

雨の日のワイパーのビビリ音やウォッシャー液を吹いて拭き取った時の拭き残りが目に余るなら交換時期。

(ビビリ音は撥水(液)加工などを施しても発生する)

たいていの場合はワイパーゴムが弱っているかゴムに切れ目が入っている。

そのまま放置しておくと無用な隙間に砂や小石が挟まり窓に傷が入る。

ワイパーゴムより費用がかさむ修理をすることになりかねない。

 

ワイパゴムーの交換は秒で済む。

費用もゴムだけで済むなら3本替えても2千円前後、ブレードごとの交換でも4千円程度で入手できる。

個人的には今度の車検では交換不要と判断している。

もし勧められても私の車はブレードごとの交換で3千円かからないので自身で行う予定。

 

VIII)バッテリーの交換

バッテリーの交換はよほど設計が悪い車(実際には多数存在する)でない限り部品交換の中で簡単にできる部類に入る。

 

・(-)マイナス端子を外してから(+)プラス端子を外す。

・バッテリー固定金具を外して本体を交換。

・(+)プラス端子を付けてから(ー)マイナス端子を付ける。

・車内の時計の設定をし直す

 

私の場合も多分に漏れず、定期的に交換している。

通常、安いもので2年、メンテナンスフリー高機能タイプでは3年が交換の目安。

(またはエンジンのかかりが悪い(※1)パワーウィンドウの動きが遅いなどのタイミング)

 

個人的には、車重が2kgほどと多少重くなるが数段上のランクのバッテリーを使っている(※2)

バッテリー電圧のチェックも運転毎に行っている。

さらには使っているバッテリー本体にチェック窓がついているので定期的に確認している。

そのため4年に一度程度の交換頻度で問題が起きたことがない。

 

※1:エンジンのかかりが悪いときは点火プラグやイグニッションコイル、燃料系統の不具合も考えられる

※2:ランクをどれくらいあげられるかは多くの場合購入するバッテリーに明記されている。

また、ランクアップで問題になるのは主にバッテリーの高さなのでそれを確認しておけば問題ない。

 

 

<<余談>>

整備工場やカーショップの人が見たら、または信じている人が見たら気分を害するかもしれないが・・・。

 

燃料タンクの水抜き剤・エンジンオイル添加剤・エンジンオイルフラッシング剤と言ったものは私は使わない。

 

過去には10万kmを超えた時やエンジン性能を少しでもアップしたいと思い使っていた。

添加剤1本に2万円近くかけたこともある。

そして得た経験は

 

『ロクなことがない』

 

よくよく考えてみると、

 

『本当に必要なら自動車メーカーが推奨するはず』

 

では、なぜ推奨しないのか。

過去から得た持論を項目ごとに記してみる。

 

<水抜き剤>

水抜き剤については一部の自動車メーカーで純正品として販売している。

まぁ他の添加剤に比べれば害は少ない。

 

だが、害があるケースもある。

 

昔の金属製タンクと違って近年の車の物は樹脂製タンクだったりする。

水抜き剤に含まれる成分が樹脂に悪さをするケースがある。

最悪の場合、燃料供給系統にダメージを与える。

おそらく、そんな車の説明書には

 

「水抜き剤は使わないで」

 

なる旨が記載されているはず。

 

また燃料タンクの中に水がたまることは燃料タンクの周囲に漏れがなければありえない。

(燃料を入れようとコックをひねったときに「プシュッ」と吹き出す空気音がすればほぼ漏れはない)

もしくは

 

「車を1年以上放置していた」

 

などがない限り燃料に含有している水分が分離することもレアケース。

 

むしろ水抜き剤を入れることで不要な出費になる。

 

もし、燃料タンク内に水が溜まっているならエンジンがかかるはずがない。

 

水は比重が燃料のガソリンや軽油より重たいのでタンクの底にたまる。

馬鹿な設計をしない限り燃料はタンクの底付近から吸い上げる。

水が吸い上げられてエンジン内に噴射されればエンジンは動かないか止まる。

 

その他にタンクに水をためにくいようにするなら燃料タンクはマメに満タンにしておくこと。

タンク内に空気が入る隙間が少ないほどタンク内の水の結露を抑えることになる。

 

<エンジンオイル添加剤>

 

「一過性のパワーアップには効果がある」

 

でも車を人に当てはめると、

 

『毎日のように高価な栄養ドリンクを飲み、踏ん張りながら体を酷使すれば結果は・・・』

 

車も同じ。

 

技術的に検討し強度や耐久性を考慮して設計、そして規定締め付けトルクや設計寸法を基準に製造されるエンジン。

そこに余計な力が加われば、それが恒常的であるほどエンジン各部へのダメージが増える。

結果、エンジンの寿命を縮めることになる。

 

<エンジンフラッシング剤>

 

「フラッシングはエンジンの動脈硬化のきっかけになりうる」

 

これは下手にフラッシングすると施工後に部分的なオイル切れが起きることを意味する。

 

フラッシングしたことによって、こびりついていたオイルやカーボンカスが剥離することがある。

この剥離を完全に出し切れていないとエンジン内の狭い隙間に挟まり、やはりオイル切れが起きる。

結果、エンジンにダメージを与える。

 

 

いわゆる添加剤を使ってもしばらくは問題なくエンジンが動くだろう。

でも上記の通り数1000km、いや場合によっては100kmも走らないうちにトラブルが生じる可能性がある。

もしそうなったとしても勧めたカーショップや工場は車の持ち主の自己責任もしくは車の寿命と言うだろう。

トラブルの原因を探ろうとエンジンを分解して問題箇所を追及するユーザーもほぼいない。

 

結果、真相は

 

『藪(闇)の中』

 

と言うことになる。

 

 

私がもしカーショップにこれらを勧められても最初は「添加剤の類は使わない主義」と断る。

それでも勧めてくるときは「施工後数1000km走っている間に問題が起きた場合は対処してもらえるなら考える」と言っている。

自分で言うのもなんだが「たちが悪い(言い方に毒がある)客」なんだろうなぁ・・・。

 

 

<<追伸>>

上で紹介した他に車に対して準備を進めている事がある。

・アルミテープチューン

・車の各部の錆取り・部分塗装

・ランプ周りのLED化

これらについては紹介するに値するか考えたうえで機会があれば投稿したいと思う。

 

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<私の略歴>

 

私の記事内容が信用なるかどうかの一助になるか分からないが、

(プチ自慢する気はありません)

真空を用いた実験・研究装置の仕事に携わり、諸事情あってサーバー管理・自動車関連産業からリーマンショックのあおりで造園土木まで経験。

現在は自動車関連産業に返り咲いたものの今回の新型コロナウイルスにまたもや職・下手をすると命を奪われないかと真剣に戦々恐々としている。

真空関連の仕事のおかげで物理(原子、分子、高分子、素粒子)・化学・宇宙に一般の人より詳しい。

医学や遺伝子学については一時目指していた職種だったため独学だが、やはり一般の人より詳しいと自負している。

造園土木のおかげで植物にほどほど詳しく、鉄筋コンクリートや個人宅の庭の施工もできる。

要約すると守備範囲は素粒子から鉄鋼製品・コンクリート構造物まで。

 

【新型コロナウイルスに負けたくない! 最後まで御覧頂きありがとうございます。】



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