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新型コロナウイルスに負けたくない、2021年自家用車ランプのLED化計画

2021-06-07 | 新型コロナウイルス

[写真はオマケ]

注記:投稿の後半は戯言(ざれごと)

 

2021年の大型連休≒ゴールデンウィーク前から続く「おうち時間」

その中の一環として考えてきたのが、

 

「愛車のランプのLED化」

 

ただ実践前に調べてみるとLED化には幾つか問題がある。

特に私の場合はもうじき車検を迎えること、総走行距離が10万kmを超えていること。

そして15年選手の車をLED化するには様々な障害・手間がある。

その上、入手できるLEDにも種々の問題がある。

 

そこで検討するに当たり、

 

「目的・交換する対象・交換時期に加えて社会的な意義」

 

を念頭に置くことにした。

 

 

<目的>

LED化と言えば真っ先に思い浮かぶのが「省エネ」と「明るい照度視認性向上=安全性向上」

ただ、対象(車種・ランプ対象)によっては省エネにもならず改善どころか改悪につながる可能性がある。

詳しくは後述するとして、私の目的は

 

1番に「省エネ」

2番に「安全性向上」

 

の二つ。

 

<交換する対象>

自動車のランプにはヘッドライト・ポジションランプ・ウインカーランプなど大きく分けても10か所ほどある。

さらにはヘッドライトやポジションランプなら各2個、ウインカーランプでは各6個から車によっては8個以上必要になる。

車1台の全てを変えるには膨大な数とそれに合わせて多額の費用を必要とする。

そして省エネを念頭に置くとするといくつかのランプは対象外になる。

また各種口コミやレビューを調べると現実的ではない箇所・要検討箇所が出てくる。

 

前置きが長くなったが我が愛車で無難に交換するなら、

 

1)ポジションランプ

2)ライセンス(ナンバー)ランプ

3)バックランプ

4)ストップランプ

5)ルームランプ

6)ヘッドランプ

 

になる。

 

 

<<各ランプについて>>

 

<ポジションランプとライセンスランプ>

これらは薄暗い~夜の全ての条件で点灯を続けるランプ。

(ヘッドランプが点灯しているのにポジション・ライセンスランプは消灯するということはない)

また比較的ランプ照度を必要としない(※1)

消費電力1W前後のタイプを選べば合計4灯変えるとして従来の1個5Wに比べると16Wの省エネになる。

家庭内での16Wはたかが知れているが車の場合は結構な消費量。

荒っぽく例えると車の16Wは家庭内の130W(省エネ扇風機4台分)に匹敵する。

それを薄暗い時から夜間走っている間は常に消費し続けていることになる。

※1:中には「爆光」をうたい文句にするタイプも発売されている

ただそれらは消費電力が結局1個当たり5W前後。

そのため発熱量が多くランプハウジング内で解け落ちるなどのトラブルが起きることが口コミで示唆されている。

また、電球(LED)部分がハロゲンタイプより大きいため取り付けができないケースもある。

 

<ストップランプとバックランプ>

こちらは比較的車検に通りやすい。

(とは言っても厳密には法律で基準が定められているのでその範囲内)

ここでストップランプやバックランプは常に点灯するものではないので省エネには貢献しにくい。

ただいずれのランプも従来よりも照度を向上することで後続車や周囲の人への認知を速める効果がある。

またバックランプについては後方ドライブレコーダーやバックモニターの夜間視認性の向上が期待できる。

(かく言う我が愛車にも前・後記録ドライブレコーダーを装着済みなので夜間後退時の視認性・安全性の向上が期待できる)

 

<ルームランプ>

愛車のルームランプはまだ白色LEDがバカ高かったころ既に交換していた。

(車を購入して間もない時にハロゲンランプが切れてしまったのが交換のきっかけ)

だが、もともと愛車のルームランプは時間減光式でドアが閉まると徐々に暗くなっていき数秒後に消灯する仕様。

古いLEDランプでは時間減光に対応せず何とも気持ち悪い(切れの悪い)消え方をする。

しかも出始めの白色LEDは信頼性に乏しく有名メーカー製にも関わらず一年しないうちに切れてしまった。

今はドアの開閉に関わらず消灯したまま使っている。

ただ、足腰が悪い家族の夜の乗り降りのため明るいルームランプもしくは足元へのカーテシーランプ増設を考える。

 

<ヘッドランプ>

LED化で最も省エネと照度(安全性)向上に期待を寄せられるのがヘッドライト。

なんといっても車のランプの中で最も消費電力が高くかつ明るさを求められる箇所だからだ。

一般的なLEDランプはハロゲンランプの55W/60Wタイプより明るくて消費電力は30W前後。

ハロゲンと比べると半分程度で済むので安全性向上とともにバッテリーの負担も減る。

ただし、大きな問題が3点

 

I)車検への対応

II )信頼性

III)コストパフォーマンス

 

がある。

 

ネット販売されているものには2灯分で1万円、物によっては5千円なんてものが存在する。

だが、これらを調べると、

・車検対応と表記されていても光軸が合わせられず結局車検を通らない。

・光軸が合わないためロービームで走っていても対向車から「まぶしいぞハイビームじゃないか」のパッシングを受ける。

・放熱板・ファンの追加などにより従来のハロゲンランプより寸法が大きく、スペースに余裕がないと取付不可能なものがある。

・「爆光」がらみでランプが解け落ちて溶けた残骸を回収するのに手こずった・余計な出費が必要になったとの口コミを見る。

 

現在、車検に対応した信頼性のある製品は2灯で4万円前後とバカ高い。

私が調べた限りで1万円前後で入手でき車検完全対応・信頼性・取付可を備えたものは少数しか見当たらなかった。

個人的には一般的な車のハロゲンランプ寿命8000時間にもうじき達することもあり速めに良いものを知りたい。

そのためヘッドランプに関しては今後も調査する予定。

 

 

<<当分の間、対象外にするランプ>>

 

<ウインカーランプ>

警告灯・ハイフラ問題と消費電力がポイントになってくる。

警告灯問題は消費電力が従来のハロゲンランプに比べ減ることから自動車のセンサーが異常(破損)とみなし警告灯を点灯されるというもの。

ハイフラ問題はこちらも消費電力(や抵抗値)が変わるなどからウインカーの点滅間隔が短くなること。

これらは車検が通らなくなるだけでなくそのまま乗り続けると整備不良として免許証の減点・違反金支払いの対象になる。

警告灯・ハイフラ対策をするとなるとランプと平行接続で抵抗器を加えることになる。

(リレー回路の車ならリレーの交換で解決できるケースもある)

このとき消費電力がハロゲンの時よりも増える。

さらに追加した抵抗器は樹脂部品を溶かすほどの高温になる。

当初目的の省エネから外れるだけでなく抵抗器の高温対策(取付場所・方法)が必要になる。

 

ウインカーランプは他の車や人に対する注意喚起に関わる。

省エネ・ハイフラ問題が解決されればコストを考慮していずれは導入したい(※2)

※2:ウインカーランプに関しては昨今のLED化が進んだ新車でもヘッドランプなどはLEDでも根強くハロゲンランプを使っているケースがある。

もしかするとコストの点で見送られているのではないだろうか。

 

 

<<交換時期>>

 

個人的に以下のランプは既に交換済み。

 

・ライセンスランプ

・ポジションランプ

・バックランプ

・ルームランプ

 

ブレーキランプとヘッドランプについては今後

 

これは前者が法的基準が比較的寛容であるため。

後者は現在のところ信頼性とコントパフォーマンスに及第点を与えられるものが見つかっていないため。

なにより最初の4つは最近チェックしたところ、全て片側が切れていた。

残りの方もランプ内に黒いススが付着していていつ切れてもおかしくない状態。

具合がよさそうなものが見つかったこともありLED化に至った。

 

ちなみにいずれのランプも消費電力が減った(トータル50W以上)にも関わらず以前のハロゲンタイプより明るい。

 

・ライセンスランプ==視認性向上〇、省エネ(8W減)〇

・ポジションランプ==安全性向上〇、省エネ(8W減)〇

・バックランプ====安全性向上〇、省エネ(30W減)〇、バックモニターでの視認性〇

・ルームランプ====夜間室内での読書〇、ドア開時の安全性〇、省エネ(8W減)〇

 

 

<社会的意義(戯言)

 

実のところLEDの開発について間接的かつ超微力ながら関わってきた。

そのためLEDがどのように作られ、作ることで環境に与える影響も知っている。

(そんな世界から離れて10年以上経つので技術の進歩は多少あるだろうが大きな変化があるとは思えない)

 

そんな私がLEDに対して抱くものはどちらかと言うとマイナスイメージで、

 

「経済の活性化の手段の一つ」

「条件によっては必要悪」

 

である。

 

おそらく私がこの世にいないであろう30年後の世論は今の原発への思いと似たもので

 

「あれは間違いだった」

 

と言うような扱いにならとも限らない

(と言うより確信している)

LEDを好きな人や信頼している人には申し訳ないが

 

「再生可能エネルギーや新技術は幻想の一つ」

 

とは言え私も車ならず自宅でもLED化をはかっている。

ただし、多くの場合は安全の向上もしくは壊れてしまったための代替。

どうせ買い替えるなら省エネのものにしたいからだ。

 

一方で壊れていないのに買い替えるのは安全性向上のためにとどめたい。

(壊れていないのに買い替えるのは自己満足

経済的効果は初期投資やランニングコストを計算すれば不経済であることが分かるはず)

 

これが私に「必要悪」と言わしめる所以。

 

「人が楽をしようとする限り環境破壊は遅らせることはできても止められない」

 

 

余談

 

経済活性化の一環としてキャッチーなキーワード(トレンド)は過去から現在に至るまで枚挙にいとまがない。

トレンドに乗り遅れると社会的意義や価値から取り残されるという感覚は多くの人が持つところだろう(と思う)

 

「環境に良い行動をとる」

「ものを大事にする」

 

ただそれらの多くは前述の通り経済活性化のためのスローガンと化する。

おそらく五年もすれば多くの人はキーワードの意味を忘れてしまうだろう。

 

似たような例を挙げれば「自然に返るプラスチック」「ダイオキシン」や「環境ホルモン」などなど。

表面的には社会的意義を唱え、詳しく知らない人たちを上手く丸め込んで時の経済を上手いこと回してきた。

現在において「同じ穴の狢(むじな)」と思うのは、

 

「再生可能エネルギー」

「白色(青色)LED」

 

一昔前なら馬鹿にしてきたようなことが、ある日突然「尊い行為」と持ち上げられる。

いつの時代でも思うのは、

 

『今の常識は五年後の非常識』

『今の異端的行為は未来の英雄的行為』

 

良いことをするのは否定しない。

でも、

 

『少し賢いだけの者に踊らされるのは言い気持ちではない』

 

以上戯言(ざれごと)

 

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<私の略歴>

 

私の記事内容が信用なるかどうかの一助になるか分からないが、

(プチ自慢する気はありません)

真空を用いた実験・研究装置の仕事に携わり、諸事情あってサーバー管理・自動車関連産業からリーマンショックのあおりで造園土木まで経験。

現在は自動車関連産業に返り咲いたものの今回の新型コロナウイルスにまたもや職・下手をすると命を奪われないかと真剣に戦々恐々としている。

真空関連の仕事のおかげで物理(原子、分子、高分子、素粒子)・化学・宇宙に一般の人より詳しい。

医学や遺伝子学については一時目指していた職種だったため独学だが、やはり一般の人より詳しいと自負している。

造園土木のおかげで植物にほどほど詳しく、鉄筋コンクリートや個人宅の庭の施工もできる。

要約すると守備範囲は素粒子から鉄鋼製品・コンクリート構造物まで。

 

【新型コロナウイルスに負けたくない! 最後まで御覧頂きありがとうございます。】



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