グラジオラスの名前は古代ラテン語で「小さな剣」を意味するgladiusが由来。
英名もその流れを汲んでいるのか「ソードリリー(Sword lily)」
和名はオランダショウブ(和蘭菖蒲)やトウショウブ(唐菖蒲)で、地中海沿岸かアフリカ原産のものがオランダか中国から伝わったものと思われる。
グラジオラスの特徴はスッと伸びた茎。
そしてスラリと伸びた葉と茎の途中から顔をのぞかせる花。
古来ヨーロッパでは恋人同士が密会をする合図として使ったという。
またナポレオン戦争や大革命があったころに花言葉が作られたようだ。
それらの事柄や花姿から花言葉は、
「慎重な愛」
「忍び合い」
[用心」
「ありきたりではない愛」
「忘却」
「勝利」
「思い出」
「忘却」はナポレオン戦争や大革命の負の遺産を忘れたいがため、もしくは開花時期が5月から10月(条件によっては11月まで)と長い事が由来と考えられる。
そのほか写真の様な(橙がかった)桃色の花言葉には、
「ひたむきな愛」
個人的に抱くイメージで群生して咲くグラジオラスは、さながら勝利の雄たけびを上げる戦士が掲げるグラディウス。
いつか色とりどりに咲くグラジオラスの花姿を写真に納めてみたいと思うほど清々しい花だ。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに11月26日の他の誕生花にはカラー・アキレア・ペチュニア・ラナケリア・ホタルブクロがある。
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