[写真は9種18枚]
2021年6月13日から24日までに近所で見られた趣きある雑草・野草を写真で紹介。
(花の名前のリンク先では誕生花や花言葉などを解説)
[ツユクサ]
道端で夏に映える(生える)花の代表。
見慣れたものは青花だが時々紫色のものも見られる。
近所では薄青色のものを見ることができた。
[ルコウソウ]
ルコウソウは図鑑などに乗っているものは細長い針のような葉っぱ。
でも近所で咲いているものは楕円に近い葉っぱのマルバルコウソウ。
橙色の花色が美しい。
季節が進めばシベに紫色が入る白花も咲き始める。
[コマツヨイグサ]
マツヨイグサと言えば茎がまっすぐ天に伸びる様子を思い浮かべる。
でもコマツヨイグサは匍匐(ほふく)性でグランドを覆うかのように咲く。
[ヤブガラシ]
藪をも枯らすが名前の由来のヤブガラシ。
ただ近所で見るものは他の雑草とうまく共存しているように見える。
ちなみにヤブガラシは赤茶色で柔らかい新芽とツルの先の部分が食用にできる。
ゆでてアクを抜いて煮物にできるようだが味はたいしたことがないようだ。
生命力が強い植物なのでその恩恵にあやかるといったところだろうか。
花言葉は「積極的」「攻撃的」
その他に積極的から派生したのか「不倫」なんていう花言葉も持つ。
[アレチハナガサ]
湿ったところや川沿いでよく見かける植物。
ぱっと見はなんてことない花だが近づいて(拡大して)見ると意外と花が愛らしい。
[ドクダミ]
十薬(じゅうやく)の別名を持つほど多彩な薬効を持つ植物。
漢方で使う生薬の名前はギョセイソウ(魚腥草)
花と葉っぱはアルコールに1・2か月つけて化粧水としても利用できる。
白い花びらのようなものは総苞(そうほう)で花は黄色い部分。
正確には花びらはなくメシベとオシベの集まり。
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[バージニア・ボタンウィード]
和名は「メリケンムグラ」
メリケンと名前につくだけあって北米原産の植物。
近所の駐車場わきに生えていた。
何とも興味深い花で茎と葉の付け根に花がある。
しかも花の大きさは1cmあるかないかと言う小ささ。
何故こんなところに花を咲かせたのか不思議な花。
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[ママコノシリヌグイ]
金平糖のような花(花序)を咲かせる植物。
そっくりな花にミゾソバがあるがこちらは茎や葉っぱに棘が無い。
可憐で小さい花だがそれが重たそうに見えるくらい細い茎で支えられている。
少しの風でもゆらゆら揺れるので写真家泣かせ野草の一つ。
[ヒメイワダレソウ]
ヒメツルソバのようにグランドカバーとして利用できそうな花。
近所の河川近くで雑草のように咲いていた。
クマツヅラ科の花で一見するとに同じ科のランタナに似た1・2cmほどの小さな花を咲かせる。
開花してしばらくすると花の下の方から茶色く変色する。
花が茶色一色に覆われるとワレモコウに見まがう花ガラへと変わる。
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近所の花壇で見る花たちもいいが雑草や野草の花も可憐で捨てがたい存在。
特に野生化した花はそれだけ生命力があるという証拠。
育てやすい花を探すときの候補になる。
これからの写真散歩でもそんな生命力にあふれた面白い花を探してみたい。
【最後までご覧頂きありがとうございます】
今日は梅雨の晴れ間になっていますが、お庭の草取りは汁いので、少し乾いてからにします。
コメントを頂きありがとうございます。
定期的にちごゆり嘉子さんのブログを拝見し花の名前を勉強させていただいております。
ありがとうございますm(__)m