[写真は2枚]
11月3日の誕生花には、
サザンカ・ハツコイソウ・ブリオニア・ダイモンジソウ・カモミール・イネ・キク・
キク(黄)・キクイモ・シュウカイドウ・スプレーギク・ソバ・ハマギク・ブリオニア・
プリムラ:オブコニカ・フレンチマリーゴールドがある。
今回はその中でサザンカを取り上げてみる。
サザンカはそっくりな花姿のツバキの仲間。
一般にツバキは、
「開花した花びらが丸みを帯びる」
「散るときは首根っこからポトリと落ちる」
一方でサザンカは、
「開花した花びらはツバキと比べて平らになりがち」
「散るときは花びら1枚ずつヒラヒラと落ちる」
他にも葉っぱの艶・縁のギザギザ・葉を光に透かしたときの光の通り方などがある。
偉そうな書き方をしておきながら筆者も未だに見てすぐに見分ける術は持っていない。
しかもツバキの中には品種改良され散り方がサザンカと同じものもあるので悩ましい。
ツバキが嫌いというわけでもないが、私はどちらかと言うとサザンカのほうが好きだ。
大きさは違うが花びらが一枚ごとに散る様は早春の梅や春の桜を思わせる趣き。
儚さと同時に美しさを感じさせてくれる。
最盛期を終えた花が花ガラとして残るでなく散る潔さに惹かれているのかもしれない。
ちなみにサザンカの花言葉は、
「ひたむきな恋」「困難に打ち勝つ」
多くが12月頃まで楽しめるサザンカ。
(品種によっては4月頃まで)
それは寒さが増してきて夏・秋の花から冬の花へに入れ替わりの道標。
艶のある葉がくぐもりがちな陽射しを少しだけ明るめに後押ししてくれる花。
追伸
サザンカはツバキより芳香が強め。
江戸時代にはその香りで恋を誘うと紹介されていた。
そのためシンボルの一つに「恋の誘惑」がある。
また17世紀から18世紀には日本からドイツ人学者がヨーロッパに持ち込んだ。
持ち込んだ学者が「日本のバラ」と紹介した。
ヨーロッパではそれが呼び名になっている。
当ブログ関連記事
【本日お誕生日の方々へ、おめでとうございます】
【また、最後までご覧頂きありがとうございます】
♪サザンカ、サザンカ咲いた道、焚火だ焚火だ落ち葉焚き♪
と子供のころから歌っていたのに、実際にサザンカの記憶がありません。
椿の花と見まちがえていたのでしょうね。今でも葉っぱの形を確認しても、覚束ない私です。
いつもコメントを頂きありがとうございます。
懐かしい歌のフレーズ、子供の頃を思い出します!