デジデジおちゃめ、せっちゃんブログ~

~日々の思いをブログにのせて~

BOOKカバー

2006-09-25 | 暮らし
暑さ寒さも彼岸まで・・・

と昔の人はうまい事を言いましたね。

我が家もお墓参りをしてきました。祖先から数えると現在に至るまでに何人の人のつながりがあるのだろう・・・なんて時々考えるのですが。

自分が誕生するには、2人の両親がいるわけで、その両親にも親がいるわけでさらに・・・と数えると天文学的な数字になってしまいます。

そんなに多くの人の縁があって存在していることに不思議な思いがします。


さて今日は、勉強会で手作りブックカバーの作成を教えていただきました。

早速プリントアウトしてみました。

知り合いの方からプレゼントされた「茨木 のり子さんの詩集」に掛けてみました。 

     「マウスオンしてね」
<>


    食卓に珈琲の匂い流れ


食卓に珈琲の匂い流れ

ふとつぶやいたひとりごと

あら

映画の台詞だったかしら

なにかの一行だったかしら

それとも私のからだの奥底から立ちのぼった溜息でしたか

豆から挽きたてのキリマンジャロ

今さらながらにふりかえる

米も煙草も配給の

住まいは農家の納屋の2階 下では鶏がさわいでいた

さながら難民のようだった新婚時代

インスタントのネスカフェを飲んだのはいつだったか

みんな貧しくて

それなのに

シンポジュムだサークルだと沸きたっていた

やっと珈琲らしい珈琲がのめる時代

一滴一滴したたり落ちる液体の香り

静かな

日曜日の朝

食卓に珈琲の匂い流れ・・・・・・

とつぶやいてみたい人々は

世界中で

さらにさらに増えつづける

最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブックカバー (ゆりりん)
2006-09-25 21:34:56
早速できましたね、とても素敵なブックカバーですね。秋らしくて詩集の本にはぴったりだと思います。

秋の夜長に読書いいですね。
返信する
茨木のり子さん (tami)
2006-09-25 23:11:26
こんばんは。



このブックカバーは手作りですか?

素敵ですね。



私も、茨木のり子さんが大好きです。

2月に亡くなる数日前に、「自分の感受性くらい」という詩を「小さな幸せ」に載せました。

だから訃報を新聞で知った時は本当に驚きました。

その日のアップをTBさせていただきましたので、もしよろしかったら読んでみてください。
返信する
ブックカバー (aikamu)
2006-09-25 23:58:01
早速出来ましたね。「茨木のり子さん」の紹介で詩「私が一番きれいだった時」を読ませて貰いました。素敵な本ですね。デジデジさんは、本との良い出会いをされてますね。勉強に成り成りました。
返信する
詩集 (気ままにオーマ)
2006-09-26 06:23:18
素敵な一編です。遠い昔を彷彿させる感じ。

ゆったりとしていたその昔、こんな光景があったような。自分の生活の中にも。

デジデジさんだけのマイブックカバー良いですね。

本にますます愛着がわくようなきが気がします。
返信する
ゆりりんさんへ (デジデジ)
2006-09-26 10:54:08
最近はもっぱらパソコンが夜のお友達で



本を開いてもすぐに睡魔に襲われています・・・



(๑→‿ฺ←๑)



返信する
tamiさんへ (デジデジ)
2006-09-26 11:03:23
トラックバックしていただきありがとうございました。



普段の生活を立ち止まってふと考えさせてくれます。



生かされていることの意味、こうして「茨木のり子さん」を通して、つながった事も意味ある偶然・・・



人生は驚きと楽しみ!
返信する
aikamuさんへ (デジデジ)
2006-09-26 11:06:08
勉強会では、今まで思いもつかなかったことを教わり

うれしいです。



昨日はパソコンの不具合も皆さんに解決していただいて、心強いです。
返信する
気ままにオーマさんへ (デジデジ)
2006-09-26 11:09:00
勉強会では、いつも新発見があり楽しみにしています。



最近になって、やっとゆっくり珈琲タイムができる時間がもてるようになりました。



返信する
素敵なブックカバー (mitsu)
2006-09-26 16:54:27
デジデジさんは、手先が器用でなんでも作れちゃうのねー

秋になり、「食卓に珈琲の匂い流れ」がぴったりです。忙しさのなかにも、一服の心のゆとりをもちたいですね。
返信する
ブックカバー (yukiko)
2006-09-26 17:08:14
さすが!!デジデジさんのやることは早いですね。

すてきなカバーに包まれた本。秋の夜長、ゆったりした気分で、コーヒーを片手に、味のある本を読めそうですね。
返信する

コメントを投稿