今日も暑かったけど、途中で何度もポツリポツリ...
真っ黒な雨雲も空いっぱいに広がってるし...
午前中、家に帰ってジャガイモをしまって畑にUタ〜ン。
バタバタしながらの畑作業でした。
まだまだ写真が残ってて、そのご紹介の続きですが、
今日も同じ作業を引き続き行ってて、一部、今日の写真もあります。
今日のご紹介する作業内容と野菜、...ですが、
久々の登場、D畑の赤い深ネギです。
赤ネギなので、通常白い軟白部が赤です。
中は白いけど...ね。
綺麗ですね〜〜〜、と言いたいけど、いまいち。
もっと濃くて、紫っぽい色が綺麗な品種です。(手前のが近い色です)
土の水分が多いせいでしょうか?
くすんだオレンジ?...みたいなのが多いです。
写真のネギは、テスト区画ではなく、
他の場所のネギですが、3種類のテスト栽培の中の一つと同じです。
その、テスト栽培の中身ですが、
土に棒で穴を開けて、そこに深ネギの苗を放り込むだけの栽培方法。
これの改良版と言いますか、
露地栽培で出来れば...という内容です。
ビニールマルチ 無しでは、土が崩れて穴を塞いでしまうので、
それを防げないかな?...です。
ネギの根は酸素を欲しがるので、浅植えが鉄則なので、
植え付け時は根だけ薄く覆土して、根づいた頃に軽く土寄せするのが通常。
深ネギは、そこから少しずつ土寄せを繰り返して育てます。
そうすると、深ネギの根は地上を目指して伸ばせるのです。
そこで、...
1 まず、穴をグリグリと広めに開けて崩れにくくしました。
崩れなければ、穴の底にある根に酸素が届きます。
今回は20cmの深さで、5〜10cm土寄せする予定。
2 そして、どうせ土が崩れるなら、もみ殻を穴に詰めてみよう。
3 その中間として、1/3〜1/2ぐらい、もみ殻を穴に入れてみる。
穴に全部もみ殻を入れたのがこちらです。
当然、土が中に入りませんので、根に酸素が届いてるはずですが、...
ここまでで生長は終わり、これ以上は伸びませんでした。
すぐ横を掘って収穫ですが、もみ殻のおかげで、
簡単に(スポッと...)収穫できるかも?
出来ませんでした。
途中で切れませんでしたが、矢印部分の葉が...
これでは商品にはなりませんので、
通常通り、根の近くまで掘らないといけません。
それぞれ大きい2本を比べると...左から、2・3・1 です。
もみ殻を入れた方が根に酸素が届いたみたいですが、...
微妙な結果ですね。
それに、収穫がもっと楽になるかと期待しましたが、
相変わらず大変な作業は変わりませんでした。
でも、多分原因はこれではないかと思われる事が...
穴を開ける際に、ザクットを地面に刺して開けてますが、
これだと、土の硬い部分も簡単に開けられるけど、
その部分まで開けてしまう。
つまり、硬い土の部分に根が伸びるので、
そこの部分まで穴を掘って、根の抵抗を減らさないといけません。
強引に抜くと、ネギが潰れたり切れたりします。
それに、...
今年の冬の多くない雨量でも、乾燥するD畑でも、
土が程良く湿ってます。
一見良いことに見えますが、ネギには湿り過ぎ。
程良い水分を欲しがるくせに、乾燥気味でないとドロッとなってしまいます。
これはすぐに対策が思いつきましたので、即テストします。
先に土を盛り上げておいて、そこに穴を開けて苗を放り込む。
これなら土の硬い部分に根が入り込む量はかなり減り、
土の湿り具合も減る。
そして、収穫も楽になるでしょう。
単純な話ではありますが、ジャガイモとの混植で、
ジャガイモを収穫するたびに植え替えも必要です。
ジャガイモの土寄せ用の土も必要。
写真の、ネギの右側にジャガイモ用の土は確保済みなので、
これ以上、深ネギには使えません。
通路の土を寄せ盛り上げる事もできません、緑肥があります。
そこで、今回の植え替えは、
春ジャガの栽培中の間だけなので、
指で持ってるところまでの10cmの深さで栽培します。
そして、春ジャガ収穫後にネギの植え替え。
この時の植え替えのまま冬に突入して収穫出荷。
秋ジャガの収穫は12月中旬ですので、ネギの植え替えは今です。
春ジャガ植え付け直前になります。
春ジャガ収穫後の植え替えの際には、
今回よりも高く土を盛り上げてもっと深い穴にしなければなりませんが、
秋ジャガの土寄せはありませんので、その土が使えます。
(春より深めに植え付けて土寄せはしません)
それに、ジャガイモの栽培がない真夏か真冬に、
通路の土を掘って畝に盛り上げて、高畝に変更しましょう。
ほんのちょっと、5cmほどの土を移動させれば良いでしょう。
土の水分が、さらに少なくなり、ジャガイモもネギも喜ぶはず。
(夏の乾燥しすぎが心配ですが...)
深ネギも軟白部が長くなって、
収穫がスポッと抜けてくれないかな?...これ、結構大変な作業です。
テスト結果は1年後ですが、今度こそは....です。(いっつも...同じセリフ)
最後に、...
D畑、まだまだ竹の根が出てきます。(畝の中)
でも、これからは竹の侵入が減るかも?
その写真が無いので、撮ってから、ご報告しますね。
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