○ コロナウィルス、少しづつ感染者の数も下がりマスク着用も自己判断となるようです。
色々難しいところですが、次の感染拡大がないことを祈るばかりであります。
先日、葛飾区柴又にある帝釈天に行って、健康をお参りしてきました。
平日だったことやコロナの関係などもあって人出は少なかったです。
そのような中、鰻を食べてきました。
まだまだ一人前を完食するには苦しかったのですが、何とか食べきれるくらいまで回復しました。
○ ブログの更新、だいぶサボってしまい1年が経過してしまいました。
体調は落ち着いていますので久しぶりに更新させていただきます。
前回のお話しに続き、ダ・ヴィンチというロボットによる食道摘出、胃管再建術の体験についてです。
手術してから、もうすぐ7年になりますが、初じめて体験したことについてです。
食道がんを告げられ、医師の説明などにより、初めてダ・ヴィンチというロボット手術があることを知りました。
今は保険適用になっておりますが、当時は、まだ保険適用になっていなく私費診療でした。
私には結構高額な金額だったので考えさせられました。
医師の説明によると、ダ・ヴィンチというロボット手術は体の負担が少なく、手術による合併症で肺炎などになるおそれや入院日数も少ないという説明でした。
弱虫の自分にとって、少しでも体の負担が少なく優しい方法だと思い決断しました。
今になってみれば、術後の経過を見ても、ダ・ヴィンチでやって本当に良かったと思っています。
手術の流れについてになります。
機械がたくさん置いてある広い手術室の小さいベッドに自分で乗り、背中と腕の点滴、呼吸器を付けました。
直ぐに意識がなくなり気がつくと手術が終わっていました。
目が覚め、もう食道がないと思うと何とも言えない気持ちになりました。
手や足の指を動かしてみたりして自分なりに体を確認をして、ちゃんと生きていることを確信しました。
麻酔から目を覚ました後、足し算や病院の名前を聞かれ、意識が正常かどうか確認もされました。
声が出ていることも確認しました。
◯ 目が覚めた後、先生に時間を聞くと午後7時を過ぎていて、10時間以上の大手術だったと言うことが分かりました。
後から聞いた話ですが、家族は、手術前に聞いていた時間の7~8時間という予定を大幅に過ぎていたので、かなり心配していたそうです。
当の本人は意識がないので何もわからずでした。
お疲れ様でした。
○術後1日目
血栓防止のため
足のエアマッサージを履いていました。
24時間、数時間おきに血液検査や心拍数など各種装置の確認がありました。
この日に、鼻管、酸素マスクが外れ、午後には右手の点滴が外され、ナースステーション付近での歩行練習、体重測定。
手術時の点滴で体重が増えていた感じです。
ベッド上での歯磨きもしました。
○術後2日目
氷の欠片を口にしてもいいと先生からお許しが出たので、術後初めて氷を口にして喉の通りを確認しました。
美味しく頂きました。
○術後3日目
ICUをから一般病棟へ移れました。
一般病棟の看護師さんが迎えに来てくれて移動しました。
右胸のドレーンと動脈の点滴針が外れました。
まだお腹と左胸のドレーン、膀胱カテーテルが入っていますが、少しずつ軽くなっていく感じです。
この日も歩行練習をしました。
まだ食事はなく、氷片2個くらいを口にして喜んでいました。
アイスクリームが食べたい。
◯ 術後4日目
病室で安静に過ごしました。
血液と胸部腹部のレントゲン検査をしました。
異常なしと言うことで、左脇のドレーンと心拍数測定器が外されました。
◯ 術後5日目、
朝にガスが出て、胃や大腸が動いているようで、右脇のドレーンも外されました。
血液検査、胸部腹部レントゲンの撮影をし、異常がないと言うことで、水を飲めるか確認がありました。
まだ食事は有りません。
毎日、歩く練習のあと体重測定など
◯ 術後6日目
この日のお昼からで、ゼリーが出るということでした。
ゼリーは、実のないもので半分食べることが出来ました。喉につかえることなく飲み込めました。
術後はじめての食事です。全部食べたいけど看護師からの指示で半分にしておきました。
それぐらい食べた後、ゼリーがのど元まで来ている感じがしました。
夕食は、オレンジとトマトゼリー 2個頂きました。
この日から少しずつ食事が始まりました。
◯ 術後16日目
この日に退院しました。
久しぶり外の空気を吸いながら歩いて行き電車で帰りました。人混みの中を歩いたり電車に揺られたりして結構疲れましたがこれぐらい回復しました。