食道がんを告知され手術を決めたときの事について。
○ がんを告知されたときの心境は、
以前にも載せたかも知れませんが、人間ドックで「食道歯列下33センチのところ食道隆起性病変生検・至急要再検査」との診断があって、胃カメラ検査をやって食道部分の細胞の生検をしました。
後日、検査結果を聞くため病院へ行く訳ですが診察室で待ち受けている先生がいつもと違い険しい顔をしていました。
何かやばいと思いながら話を聞くと
「生検の結果、悪性の食道がんで
す。早めの治療を受けてくださ
い。」
と告知されたのは忘れられないです。
やっぱり、と思ってはいましたが落ち込みました。
そして都内の大学病院に良い先生がいると紹介され診察を受けることになったのです。
この時は、目の前が真っ暗になってどうして良いのか分からなくなり落ち着けませんでした。
家路は足が重くやっとたどり着いたのが思い出されます。
家に帰って色んなことを考えた結果、そのお医者様のお世話になることを決めたのです。
当然のようにガンの知識がないことから「食道がん」関連の記述を見て回りました。
web上を見れば見るほど「食道がん」は難しい病で手術も難しい、転移も多い。生存率も他のがんと比べ悪いという事が多かったです。
しかし治療してもダメな場合もあるろますが、場合によっては生きながらえることができる事も分かりました。
手術は大がかりで、あばら骨を切って肺の空気を抜いて潰し、食道までたどり着くというものでした。
もう一つの方法は、ダヴィンチというロボット手術があり、お腹や胸などに穴を開けてロボットアームを操作して行うもので、肺炎になる可能性も低く、予後の経過もいいというものでした。
当時は保険治療の適用はなく私費治療対応というでしたが、予後の経過のことを考えてロボット手術を受けることに決めました。
チョッと高額の料金が痛かったです。
今は保険治療が対応になっています。
今もロボット手術で良かったと思っています。
入院は、2016年4月25日
手術は、2016年4月27日
退院は、2016年5月13日
でした。
もし、食道がんを告知された方がおりましたら少しでも参考になればいいな~。
入院から退院までの経過は次回に載せたいと思います。