サマーキャンプ、お疲れ様でした。
保護者の皆様には露出少なめで、特に平塚スクールの皆様には
本当に存在するのだろうか?
と疑われているという噂もあります、パンコーチです。
今回は、サマーキャンプでお子様達に話をさせていただいた
『怖くない話』
について書かせて頂きます。
お子様に聞いていただいた方も多いかと思いますが、
僕はキッズたちに2つの話をさせていただきました。
1つ目が『悪の十字架』の話。
2つ目が『夢の叶え方』の話です。
1つ目の話に関してはキッズたちが創ってくれた空気と、
オチの直後の
「オヤジギャグかよっ!!」
という
フットボールアワーの後藤さん顔負けのツッコミ
があったからこそできた話だと思いますので、
詳細はキッズたちから聞いて下さい。
今回書かせて頂くのは後者についてです。
『夢の叶え方』の話を始める時、僕はキッズたちに1つ質問をしました。
「夏休みの宿題がいつ終わるか決まっている人はいますか?」
この質問について、
「たぶん・・・」
と答えてくれたキッズはいましたが、決まっている人はいなかったようです。
夏休みの宿題を計画をたてて終わらせること。
自分の夢を叶えること。
僕はこの2つは同じ事だと思っています。
夏休みの宿題を終わらせる計画をたてる時、
まず、いつまでに終わっていればよいかを考えます。
夏休みが残り17日間あって、余裕を持って2日前までに終わらせる。
宿題で算数のプリントが15枚あったとしたら、今日から毎日1枚やれば終わるわけです。
さらに、プリントに24問、問題があるとすれば、1時間に1問解けばよいのです。
もし、ここまで細かく計画していれば、朝7時に起きた時に何問目まで終わっていればよいのか?
今、何をすれよいのか?
というのがわかるわけです。
夢を叶える時も同じです。
いつまでに、どんな夢を叶えたいのか?
それをしっかりと決めれば、その途中で、
自分が何歳になるまでに、どんな自分になっていたらよいのか?
というのを考えることができます。
それがわかれば、そのために
来年までにどうなっていたらよいか?
来週までにどうなっていたらよいか?
明日までにどうなっていたらよいか?
今、何をしたらよいか?
というのがわかるはずです。
『夢の叶え方』の話をした時に、僕がキッズたちに伝えたかったことの一つは、
自分の夢のために、今、何をしたらよいか?
というのを考えてみてほしい。ということでした。
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、
ここからはこの文章を読んでくださっている皆様に伝えたいお話です。
『夢の叶え方』なんて、たいそうな事を書いているけど、
こんなにうまく行くわけない。
そんな風に思われる方もいると思います。
たしかに僕も、毎年元日に小さな夢を掲げていますが、
その多くが花咲かずに散っていってしまっております。。。笑
そうなんです。
せっかく、いつまでにどんな夢を叶えたいかを決めて、
今やることがわかっても、その予定は簡単にくるってしまうのです。
予定通りに行動するのって難しいですもんね。
それはキッズたちだって同じです。
でも、よいじゃないですか。
キッズたちの人生はまだまだ長いのですから。
ずれても修正していけばよいのです。
この先、なかなか評価されなかったり、
伸び悩んだり、もしかしたら大きなケガなどで
計画した通りに進まない事もあるかもしれません。
でも、そんな時にあきらめたり、くさってしまうのではなく、
また計画を立て直して、もう一度やっていけばよいじゃないですか。
皆さまにはそんなお手伝いをしてあげる。
夢を叶えるサポーターになって欲しいなぁと思うわけです。
さてさて、話は夏休みの宿題に戻ります。
僕が小学生の頃は、宿題の計画なんてたてても、
算数の問題は1問も解けないし漢字の書き取りも一行も進まないから時間の無駄だと思っていました。
でも、今考えてみると、夏休みの宿題を計画をたてて終わらせることは
夢を叶える練習なのではないでしょうか?
そして、それは夢を叶えるサポーターの皆さまにとっても同じです。
キッズたちがその日に終わらせるはずだった宿題を
終わらせずに遊びにでかけようとしても、グッと堪えて止めないであげてください。
計画通りに達成させてあげたいという気持ちもわかりますが、計画がくるったからこそ学べることもあると思います。
そして後日、計画通りに宿題が進んでいるか進捗を確認する時に、
遅れているようならばもう一度計画を立て直すのです。
子供たちにとって、計画を立て直すことができるということを知ることこそが尊いのですし、後回しを続けていると後で苦労することになり、
時間が有限であることを知ることができます。
すべてのことを一回の夏休みで伝えることはできないでしょうが、夏休みはまだまだ何度もやってきます。
その中で、計画、進捗確認、修正を繰り返して夢を叶える練習をしていって欲しいと思います。
特に、計画通りに進まなくても落胆することはなく、修正できること。
それをキッズたちに伝えて欲しいと思います。
それを伝える方法がどんなかは僕にはわかりません。
でも、あんな元気で素晴らしいキッズたちに育てた
人生の先輩である皆さまなら、きっと子供たちの一番のサポーターになれると思っております。
長くなってしまいましたが、お読みいただき、ありがとうございました。