Emily performed by Gabor Szabo Quintet in Newport Jazz Festival1967
Rising, a documentary film of Gabor Szabo
My Love performed by Kati Kovács and Gabor Szabo
Az eső és én performed by Kati Kovács and Gabor Szabo
カティ・コバーチ/ Kati Kovács(1944年~)は、1960年代から国際的に活動しているハンガリーの歌手で、ロック、ジャズ、ポップスと活動の領域も広く、作詞も手がけている。1972年(昭和47年)には日本で開催された第3回世界歌謡祭にもエントリーしているので、往年のポップスファンにはお馴染みだろう。
タイトルのAz eső és énは直訳すると、"雨と私/ The Rain and I"という意味で、カティの美しい歌声と枯れたガボール・サボ/ Gabor Szaboのギターの音色が上手くハーモナイズしている。
カティ・コバーチ/ Kati Kovács(1944年~)は、1960年代から国際的に活動しているハンガリーの歌手で、ロック、ジャズ、ポップスと活動の領域も広く、作詞も手がけている。1972年(昭和47年)には日本で開催された第3回世界歌謡祭にもエントリーしているので、往年のポップスファンにはお馴染みだろう。
タイトルのAz eső és énは直訳すると、"雨と私/ The Rain and I"という意味で、カティの美しい歌声と枯れたガボール・サボ/ Gabor Szaboのギターの音色が上手くハーモナイズしている。
Breezin' performed by Gabor Szabo
ガボール・サボ/ Gabor Szabo(1936年~1982年)はハンガリーのブダペスト出身で、20歳の時に起こったハンガリー動乱を避けアメリカに渡り、1958年から1960年にかけてバークリー音楽院で学んだ。
1961年チコ・ハミルトン楽団に加入すると、独特なラテン・フレイバーのギター奏法で一躍脚光を浴びることとなる。チコのバンドは一種の音楽学校だったようで、後に活躍するプレイヤーを多数輩出しているが、サックス/フルート奏者のチャールズ・ロイドとは後々も活動を共にしている。
1965年にチコのバンドを脱退してからは、自分のバンドを率いて精力的に活動を始める。1965年11月に録音されたアルバム"Gypsy '66"では、当時バークリー音楽院に留学していた渡辺貞夫がフルートを担当。1966年5月には、代表作の一つ"Spellbinder"を録音。同作収録曲"ジプシー・クイーン/ Gypsy Queen"は、後にサンタナ/ Santanaのアルバム "天の守護神"において、フリートウッド・マック/ Fleetwood Macの楽曲 "ブラック・マジック・ウーマン/ Black Magic Woman"とのメドレーという形でカヴァーされた。
70年代になって発表されたアルバム "High Contrast"では、ソウル・ミュージシャンのボビー・ウーマック/ Bobby Womackと共演。同作でボビーがガボールのために書き下ろした "Breezin'"は、1976年にジョージ・ベンソン/ George Bensonによるカヴァー・ヴァージョンが大ヒットした。
Gabor自身のバンドによる "Breezin'"はベンソンの軽やかな演奏と違って少し土っぽいのだが、それこそがGaborの魅力なのかも知れない。
ガボール・サボ/ Gabor Szabo(1936年~1982年)はハンガリーのブダペスト出身で、20歳の時に起こったハンガリー動乱を避けアメリカに渡り、1958年から1960年にかけてバークリー音楽院で学んだ。
1961年チコ・ハミルトン楽団に加入すると、独特なラテン・フレイバーのギター奏法で一躍脚光を浴びることとなる。チコのバンドは一種の音楽学校だったようで、後に活躍するプレイヤーを多数輩出しているが、サックス/フルート奏者のチャールズ・ロイドとは後々も活動を共にしている。
1965年にチコのバンドを脱退してからは、自分のバンドを率いて精力的に活動を始める。1965年11月に録音されたアルバム"Gypsy '66"では、当時バークリー音楽院に留学していた渡辺貞夫がフルートを担当。1966年5月には、代表作の一つ"Spellbinder"を録音。同作収録曲"ジプシー・クイーン/ Gypsy Queen"は、後にサンタナ/ Santanaのアルバム "天の守護神"において、フリートウッド・マック/ Fleetwood Macの楽曲 "ブラック・マジック・ウーマン/ Black Magic Woman"とのメドレーという形でカヴァーされた。
70年代になって発表されたアルバム "High Contrast"では、ソウル・ミュージシャンのボビー・ウーマック/ Bobby Womackと共演。同作でボビーがガボールのために書き下ろした "Breezin'"は、1976年にジョージ・ベンソン/ George Bensonによるカヴァー・ヴァージョンが大ヒットした。
Gabor自身のバンドによる "Breezin'"はベンソンの軽やかな演奏と違って少し土っぽいのだが、それこそがGaborの魅力なのかも知れない。