I Will Wait For You by Michel Legrand
I Will Wait For You performed by Michel Legrand at Festival del Jazz di Montreal 2001
Les Parapluies De Cherbourg Performed by Lisa Ono
今日はいろんなイベントがあって時間も体力もないので動画の紹介のみ。昨日紹介したi Will Wait For Youはやはり作曲者自身のパフォーマンスで聞きたい。と思ってYouTubeをぶらぶらしていたら姉弟で素晴らしいデュエットを披露してくれている動画を見つけたので紹介する。Christiane Legrandの表現力には改めて感動した。出来れば生前に見たかったなぁ。
先日取引先のイタリア人と会食をしていて、ある程度ほろ酔い加減になったのを見計らって音楽の話を切り出した。彼はクラシックギターを嗜んでいることはランチなどの席で聞いて知っていたので、思い切って聞いてみた。「バンドはやっていたの?(英語だけど面倒なので会話は日本語です)」「最初にやったのがパープルのSmoke On The Waterかなぁ」というリプライで一気に盛り上がった。ほぼ同世代なので話は合うはずと思っていたけど、Smoke On The Waterから入ると後が楽だ。
「プログロックは?」と聞くと「プログレッシヴ・ロックも大好きだね(なんと今時の英国人が良く使う用語プログ・ロックではなく、プレグレッシヴと返してきた。良し良し)」と上機嫌。私からは「自分は高校時代にプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(Premiata Forneria Marconi 略してPFM)を良く聴いていたのだけど、本国イタリアではどうだった?」と訊くと「バンドでコピーしていた」との返事が返ってくるではないか!
彼は大の日本贔屓なのだけど、これまで日本人と夜の席を共にしたことがないらしく、在星日本人でもあまり知らない店に連れて行き、季節の旬を振舞ったから大感激していたのだろう、政治の話とかこれからのキャリアのことまで、かなり突っ込んだ意見も交換出来たけど、何が楽しかったかって、PFMを本国イタリアでリアルタイムに聴いてバンドでコピーまでしている人間にこの年齢で逢えて盛り上がるなんて、やっぱり人には会ってみるべきなのだ。
最初から目論んでいた会話の締めくくりはエンニオ・モリコーネだ。イタリアでどれだけ親しまれているのか知りたかったけど、愚問だった。知らない人間はイタリア人にあらず、という返事だった。そしてエンニオと言えば映画音楽、そしてイタリア映画と言えばソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニだ。彼曰く、マストロヤンニは別格で、彼こそがイタリア男性のアイコンとして今でも愛されている、とのこと。そして「実は彼は晩年、自分が住んでいたアパートの上の階に住んでいたんだ」という衝撃の発言が!もっとも晩年はほとんど外出しなかったらしく近所付き合いは出来なかったようだけど、近くにマストロヤンニがいたという事実だけでワクワクするよね。
本日紹介する動画はイタリアではなく、フランスを代表する音楽家で、映画音楽の巨匠でもあるミシェル・ルグランMichel Legrandの映画音楽「シェルブールの雨傘」から、とりわけ泣ける曲I Will Wait for Youをオランダ人女性ジャズボーカリストのLaura Fygiの上質なライブパフォーマンスで。
Laura Fygi公式ホームページ
「プログロックは?」と聞くと「プログレッシヴ・ロックも大好きだね(なんと今時の英国人が良く使う用語プログ・ロックではなく、プレグレッシヴと返してきた。良し良し)」と上機嫌。私からは「自分は高校時代にプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(Premiata Forneria Marconi 略してPFM)を良く聴いていたのだけど、本国イタリアではどうだった?」と訊くと「バンドでコピーしていた」との返事が返ってくるではないか!
彼は大の日本贔屓なのだけど、これまで日本人と夜の席を共にしたことがないらしく、在星日本人でもあまり知らない店に連れて行き、季節の旬を振舞ったから大感激していたのだろう、政治の話とかこれからのキャリアのことまで、かなり突っ込んだ意見も交換出来たけど、何が楽しかったかって、PFMを本国イタリアでリアルタイムに聴いてバンドでコピーまでしている人間にこの年齢で逢えて盛り上がるなんて、やっぱり人には会ってみるべきなのだ。
最初から目論んでいた会話の締めくくりはエンニオ・モリコーネだ。イタリアでどれだけ親しまれているのか知りたかったけど、愚問だった。知らない人間はイタリア人にあらず、という返事だった。そしてエンニオと言えば映画音楽、そしてイタリア映画と言えばソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニだ。彼曰く、マストロヤンニは別格で、彼こそがイタリア男性のアイコンとして今でも愛されている、とのこと。そして「実は彼は晩年、自分が住んでいたアパートの上の階に住んでいたんだ」という衝撃の発言が!もっとも晩年はほとんど外出しなかったらしく近所付き合いは出来なかったようだけど、近くにマストロヤンニがいたという事実だけでワクワクするよね。
本日紹介する動画はイタリアではなく、フランスを代表する音楽家で、映画音楽の巨匠でもあるミシェル・ルグランMichel Legrandの映画音楽「シェルブールの雨傘」から、とりわけ泣ける曲I Will Wait for Youをオランダ人女性ジャズボーカリストのLaura Fygiの上質なライブパフォーマンスで。
彼女のアルバムの中でも、このルグラン集はずば抜けている。
Laura Fygi公式ホームページ